Wの誕生・はじまりの夜 前篇
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が現れる。
「ダブルドライバー!?まさか、ジョーカーの適合者が!?」
『クワッ!!』
驚くフィリップの元にファングが駆けてくる。
「ファング!よし!」
何やら決心するとヴィータの開けた壁の穴から外に飛び降りるフィリップ。ファングもその後を追う。
「あっ!?バカ!!」
ヴィータもあわてて顔を出すが…
「いくよ、ファング…」
フィリップの声に反応して変形をするファング。そして、メモリ部分が露出する。
『ファング!!』
そして、それをキャッチしメモリ部分のボタンを押す。電子音声が鳴る。
ヒュン
すると、同時にドライバーの左側に紫色のメモリが出現する。それを、しっかり押し込むとファングをドライバーに挿入する。
「変身!!」
『ファング・ジョーカー!!』
ドライバーを左右に弾くようにして動かすとファングはケラトザウルスの頭を模したような形態になり、収容され、左側の紫色のメモリはそのまま左側に傾いて収容される。そして、また電子音声が鳴る。
ドン
地面に土煙をあげながら着地するフィリップ…。視界は遮られてしまう…。
「ちっ…」
後に続き地面に着地するヴィータ…。彼女はグラーフアイゼンを構えたまま土煙に紛れたフィリップの様子を探る…。
(今の行動…私の勘が確かなら、何か仕掛けてくる…。)
構えたヴィータの先の視界が晴れてくる…。そして、見えるのは赤く光る複眼二つ…。
(なんだ。昨日と結局、同じ…)
「「があああああああああ!!」」
「!?」
しかし、彼女の視線の先そこにいたのは疾風の緑の戦士ではなく…
「色が…ちがう!?」
右側が白く、左側が黒い戦士だった…。昨日の仮面ライダーサイクロンと似てはいるが体のパーツが至るところで刺々しい。
そう、それは仮面ライダーサイクロンではなく『野獣の切り札』の狂戦士、仮面ライダーW・ファングジョーカーだったのだ…。
後編に続く…
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