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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第19話 バルトの悩み、なのはの思い
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人一緒がいい」

そしてなのはも力強くそう答えた。

「なら勇気を出すんや!!バルトさんは経験豊富そうだし、優しくしてくれるはずや」
「はやてちゃん………」

俯いて考えるなのは。
そんな様子を見て、はやてはこれでいいかと一回咳払いした。

「なんて冗談や。流石にそこまでせえへんでも………」
「うん………そうだね、私に勇気を出すよはやてちゃん!!」
「えっ?なのはちゃん………?」
「ありがとう、早速行ってくる!!」

はやての言葉をろくに聞かず、部隊長室から出ていくなのは。

「………どうないしよう」

残されたはやての言葉に答える者は誰もいなかった………









「ほら、約束の物だ」
「「おおっ〜!!!」」

バルトの広げた写真に食いつくように見るヴァイスとエローシュ。

なのはが駆け出した同時刻、バルトはエローシュの部屋へとやって来ていた。

「しかしちゃっかりしてますねバルトさん。あんな状態でちゃんと撮ったデータを持って帰るなんて………」
「当たり前だ。でなきゃ休みを潰すかっての!!しかしエローシュ、お前の情報は間違ってなかった。中々良かったぜ!レベルが高い女が多かったから余計にな」
「………因みにバルトさん、みんなどんな格好してるか分かります?」
「全く分からん」

「純粋にエロだけを楽しんでたんだ………」
「ある意味俺以上にエロに貪欲だ………」

そんなバルトの答えを聞いて背を向けて話し合う2人。

「何か言ったかお前等………?」

バルトを睨まれ、そっぽを向く2人。

「テメェら………」
「まあまあ。でも俺の言う通りだったでしょ?」
「ああ、流石エローシュ、エロ紳士の名は伊達じゃねえ」
「バルトさんもかなりのベストアングルですよ。後はロングアーチの男達にうまく売りさばいておきます」
「分け前は7・3でいいか?」
「あざーす!!」

「でエローシュ、お前は今日何してたんだ?何か1人で出掛けてたみたいだけど」
「ああ、ちょっと野暮用ですよ………」

そう言ってヴァイスの質問を濁すエローシュだった………











「どうだ?」
「………変わったな、全然面影がない」

バルトが襲撃を受けていた同時刻、エローシュはエクスと共にとある場所へと来ていた。

第9管理世界ロストレイ。
緑が多い自然豊かな世界でもあり、珍しい生物や綺麗な花などを見に多くの観光客がやって来る。

「ここにお前の国が?」
「まあ色んな領主が手を結んで出来た同盟国なんだけど、自然が多くてな。緑が多いのは相変わらずみたいだ………」

ここ一帯を見渡せる丘の上から暖かな風に揺れる木々を見つめる2人。


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