機動戦士ガンダムSEED
0202話
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はみ出していた脚部に軽い焦げ目が付いた。
「……なるほど。威力を最低まで落として貰って良かったな」
その様子を見ながらウズミが呟く。実戦用の出力ならあの両脚がスパっと切断されていただろう。司令室にあるコンピュータも同様の判断をしたのか、モニタでは両脚損傷の判定が下されている。そして機動性を重視しているM1アストレイが両脚を無くしてしまった以上、メギロートに抗える筈もなく……メギロートが模擬戦開始当初のように滑空しながら体当たりを仕掛ける。それを何とかシールドで防いだM1アストレイだったが、50tオーバーの機体とは言え4t近いメギロートがそれなりの速度でぶつかれば堪えられる筈もなく吹き飛ばされる。あるいは両脚が無事なら持ち堪えたのかもしれないが。
メギロートは吹き飛んで床に倒れ込んだM1アストレイの上へと覆い被さるように着地し、シールドを難なく噛み千切った口を開き……
「そこまでだ! これにて模擬戦を終了する」
ウズミの言葉で模擬戦の終了が宣言された。
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