暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダムSEED
0202話
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が極上とも言える容姿をしている。それを思えば、男からそういう視線を向けられるのはしょうがないのだろう。だが、それを全く隠そうともしていないのはこのオーブの五大氏族後継者としてはどうなんだろうな。
 ……いや、ユウナがこんな男だからこそDESTINYで対ロゴス同盟にボコボコにされるのか。
 とは言え、現時点で何か問題を起こしている訳じゃない。ここにいるのはオーブの明日を担うと期待されている男なのだから、同盟を希望している者としては無意味に扱う訳にもいかない。

「右からレモン、コーネリア、マリューだ」

 俺から紹介され、軽く頭を下げる3人。その様子を見ながらユウナは上機嫌に口を開く。

「3人ともロングヘアーが似合っているね。どうだい、是非今度僕と一緒に食事でも」

 と、ナチュラルに口説き始めるセイラン。原作通りにロングヘアーが好みらしいが、レモンの髪の長さでもロングヘアーと言うのだろうか? いや、間違いなくカガリよりは長いんだが。

「申し訳ないけど、私にはアクセルという恋人がいるのでそのお誘いは辞退させて頂戴」

 と、レモンがアルカイックスマイルを浮かべながら言えば。

「そうだな。私はアクセルに身も心も捧げた女だ。他の男の誘いに乗る程軽薄ではない」

 と、コーネリアがその眼に冷たい光を浮かべてバッサリと切り捨て。

「すいませんが、私にもアクセルという恋人がいますので」

 と、マリューが申し訳なさそうに断っている。

「……は? もしかして3人共君の恋人なのかい?」

 どこか唖然とした様子で尋ねてくるセイランに向かって頷く。

「ああ、そういう事になるな」
「へぇ……噂のシャドウミラーは実はハーレム部隊だった訳かい?」

 その眼に浮かんでいるのは当初の見下した感情から嫉妬へとその色を変えていた。
 いや、エキドナを除く幹部と俺の関係を思えば実はユウナの言ってる事は間違いではないのだ。ただ、1つ勘違いしているとすれば。

「例えシャドウミラーがどんな集団でも、オーブと同等かそれ以上の力を持っているからこそウズミ代表は対等の同盟を結ぼうとしているんだが?」
「はぁ? たかが1部隊がオーブと互角の力を持つだって? 自惚れも大概にして欲しいね。大体君達の機体はなんだい? どう見てもMSには見えないじゃないか」

 ユウナの視線はM1アストレイと対峙したままピクリとも身動きをしないメギロートへと向いていた。
 だが、そのユウナの台詞に思わず苦笑を浮かべる俺達。そもそもパイロットが乗る事を前提としていない無人兵器にわざわざMSのように人型を取らせる必要もない。それにメギロートは将棋で言うなら歩。チェスで言うならポーンだ。質より量を重視しているのだから、より安価で生産性が高い形状
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