機動戦士ガンダムSEED
0201話
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ンチというべきか。……昨日の俺の最後の記憶が遅めの昼食だった事を考えると、昨日は色々と凄い事になっていたんだろう。
ちなみに、コーネリアはさすがに今回はアルコールを持ち出したりはしていない。
テーブルの上に置かれたサンドイッチやベーコンエッグ等の簡単な朝食を食べながらコーネリアがぼやく。
「私も料理の勉強をしないとな。この分野で2人に遅れを取るというのは面白くない。アクセルにもいつか私の手料理を食べさせてやるとしよう」
「ああ、楽しみにしてるよ」
そんな風に俺とコーネリアが話している側では、レモンとマリューの会話に花が咲いている。
「PS装甲か、少し面白そうね。サンプルはないのかしら?」
「アークエンジェルに戻ればアクセルが使っていた機体がある筈よ。ザフトから鹵獲した機体もあったけど、それはオーブが回収していったわ」
「アクセルの? ならその機体は私達が貰っても構わないのかしら?」
「そうね。元々は大西洋連邦の機体だったけど、私達は脱走艦だし……オーブにしても持っていったのは鹵獲した機体だけとなると、ブリッツはアクセルが貰っても構わないんじゃないかしら」
「そう、なら落ち着いたら引き上げましょう。技術班の皆も喜ぶでしょうしね」
「けど私達よりも随分と進んでいる技術を持っているシャドウミラーにしてみればそう珍しい物じゃないんじゃないの?」
「いえ、そうでもないわ。その世界独自の技術というのは凄く魅力的よ。コーネリアの世界のサクラダイトなんかはその最たる物ね。……ただ、コーネリアの世界でしか産出しないからどうしても私達では使いにくいのだけど」
この後もブランチが終わって皆で疲れを取るかのようにゆっくりと過ごす事になり、俺達の束の間の休日は過ぎていく。
後一月もしないうちに大西洋連邦との戦争が始まるのだから、まさに英気を養う為の一日だったのだろう。
少なくても明日はメギロートとM1アストレイとの模擬戦があるのだから、忙しくなるのは間違いない。
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