暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic5魔法少女リリカルなのは、始まりますっ〜The FooL〜
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ル16。封印!」“レイジングハート”の中に取り込んだ。
「ふぅ。なんとか終わったぁ〜」
「お疲れ様、なのは。でも・・・出て来なかったな、魔法使いの女の子。一度会って話をして、ちゃんと事情を聴いておきたかったんだけど・・・」
「そう言えばそうだね・・・。私ももう一回お話したいし、お名前も聴いてみたい」
キョロキョロ辺りを見回してみるけど、やっぱりどこにも居ないし来る様子も無い。待ってみようかと思ったんだけど、「そろそろ帰らないとダメかも」携帯電話から流れる着信を知らせるメロディ。ディスプレイに表示されていた名前はお母さん。「もしもし。お母さん・・・?」電話に出る。帰りが遅くてちょっと心配したから電話した、ってお母さんは教えてくれた。
「うん・・うん。大丈夫だよ、お母さん。・・・うん、今から帰るね。うん・・・それじゃ」
通話を切って、ポケットに携帯電話をしまう。私とユーノ君は、気絶したままの犬さんを近くに倒れていた飼い主さん(気絶してた)の近くに寝かせてから、帰路に着いた。
†††Sideなのは⇒????†††
習い事であるバイオリン教室から帰る車の中、あたしは学校での出来事を思い返してる。今朝、先に教室に到着したあたしとすずか。なのはが来るまで、昨夜の動物病院のことについて話していた。どこの馬鹿がやったのか判らないけど塀や病院を壊した奴の所為で、フェレットが逃げたことについて。なのはの家で預かることが出来ることになったってメールを読んで喜んでいたのに。
――酷いことをする奴が居るわね、ホント!――
――あのフェレット、逃げちゃったみたいだけど。無事ならいいね――
ふつふつとわき上がる怒りを抑えているところに、なのはからメールが来た。なのはが乗ってたバスが事故に遭ったって内容だった。あたしはすごく怖くなった。本人から無事を知らせるメールが来たんだけど、それでも最悪な事態が起きていたかもしれないと思うと本当に・・・怖かった。
「よかったね、アリサちゃん。なのはちゃん、傷一つ負ってなくて。それに他の子や運転手さんも無傷だって」
「え、ええ。そうね。でもあれでしょ。無人って話なんでしょ、暴走車」
「うん。しかもまともに走れないくらいにエンジンとかダメだったみたい」
改めてそれを思うと、心霊現象みたいよね。でもきっとそれは違う。たぶんあの子たちが言っていたモノが原因かもしれない。最初は信じられなかったけど、実際に見ると信じるしかない、アノ・・・。
「あと、ユーノ君。すごい偶然だったよね。なのはちゃんが歩いているところでバッタリ会っちゃうなんて」
「う、うん。そうね。ホントに偶然よ」
一瞬別のことを考えていたからつっかえちゃった。すずかも「どうしたの、アリサちゃん?
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