暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic5魔法少女リリカルなのは、始まりますっ〜The FooL〜
[7/12]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
る。ジュエルシードで人を助けたい。もしそれが本当でも、まずはユーノ君とお話しすることからだと思う。

『なのは。やっぱり危ないよ。なのはの話からしてかなり腕のある子みたいだし。ジュエルシードの回収を手伝いたいって言ってくれて、正直嬉しかったし頼もしかった。けどこれ以上は巻き込めないよ。魔導師戦は、ジュエルシードをどうにかするより危ない。今朝だってなのはのご家族の皆さん、なのはのことすごく心配して大変だったんだし』

『・・・それはそうだけど・・・』

今朝はジュエルシードの起こした騒動で大変だった。午前中は念のためっていうことで病院で検査。付き添いは、担任の道俣先生と大学を休んでくれたお兄ちゃん。お父さんも来たがってたってお兄ちゃんは言ってたけど、翠屋のこともあるから諦めさせたって。異常なしと診断された検査後は、自主判断で登校するか休むかどっちか選べるって先生が言ってくれて、私は学校に行くことに決めた。

――なのは。今日くらいは休んだ方が良いんじゃないか? 体は何ともなくても心に何か・・・――

けどお兄ちゃんが反対。お兄ちゃんを説得するのがもう大変だった。心配してくれるのは本当に嬉しかった。でも元気だからこそアリサちゃんやすずかちゃん、クラスのみんなに元気な私を見せて安心させたかった。そういう風な感じでお兄ちゃんの説得に成功して、私は先生の車で登校することが出来た。

『でもユーノ君1人じゃもっと危ないんじゃ・・・?』

『う゛っ。た、確かにそうだけど・・・』

『じゃあ私にも手伝わせて。それにね、もう決めたんだ。今朝のことで強く。ジュエルシードをこれ以上放っておくと、もっと酷いことが起きるかもしれない。それを止めることが出来る力を私が持ってるなら、なおさら手伝いたいって思えるんだ』

『・・・本当にいいの?』

『うん。あ、でも私、魔法使いとしてちゃんとやれるかどうか判らないけど・・・』

あの黒い魔法使いさんを見て、魔法使いとして私がどこまで手伝えるか判らない。あそこまですごくなれってなると、正直無理でしょ、って思えちゃうんだけど。

『ううん。なのははすごいよ。確信がある。なのははきっと誰よりもすごい魔法使い――魔導師になれる』

『だといいな。それじゃあ改めましてだよ、ユーノ君。ジュエルシードの回収、私も手伝いたいです』

『・・・・ありがとう、なのは。本当にありがとう!』

こうして私はジュエルシードの回収を本格的に手伝えることになった。

――困っている人が居て、助けてあげられる力が自分に有るなら、その時は迷っちゃいけない――

お父さんの教えだ。困っているユーノ君が居て、助けることが出来る魔法の力を持つ私。だったらやらないと。

『あ、手伝いたいって言っておきながらなん
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ