暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic5魔法少女リリカルなのは、始まりますっ〜The FooL〜
[11/12]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
」って怪訝そうにしてるし。
「ベ、別に。でも本当に良かったわ。なのははもちろんユーノも無事で」
話を逸らすためにそう返す。送迎バスに乗っていた生徒は全員念のためってことで午前中は病院で検査。その日は学校を休んでも良いってことになってたみたいだけど、なのはは登校してきた。そしてユーノの事を聞いた。けどあたし達にとってはなのはが無事かどうかが重要なわけで。でもユーノのことも知りたかったことだから素直に喜んだけどね。
「・・・うん。そうだね」
すずかには悪いけど、言えないものは言えない。親友に隠し事はしたくないけど、変に話して巻き込んだりしたくないから。それに、同じような理由でその子たちにも誰かに話さないように口止めもされてる。と言うかそれ以前に、
(なのは、すずか。あたし、双子の魔法使いを拾ったんだけど。なんて言っても信じてもらえるわけがないわよ)
魔法なんてファンタジー。そういうのが好きそうななのはやすずかに話して、その結果、
――やだなぁ、アリサちゃん。さすがに魔法は無いよ〜――
――アリサちゃん。疲れてない? ゆっくり休んだ方が良いよ――
頭の心配でもされた日にはあたしはもう立ち直れないわ。想像しただけで心が折れそうだし。結局なのはのこともあってあたしはバイオリン教室では失敗ばかりして、家に帰っては、
「「おお、おかえり、アリサ!」」
「・・・はぁ。ただいま。セレネ、エオス。あと出来ればあんまし大きな声出さないで」
家族や使用人にバレないようにリスとハムスターの姿を取らせてる、自称魔法使いのセレネとエオスの挨拶に、溜息を吐きつつ応じる。あぁ、そうそう。これだけは言っておかないと。大事な話をするつもりだから、2人が音量を小さくして観ているテレビを消す。
「「あああああああっ! 何すんのアリサ!?」」
「あんた達ねぇ、アニメなんか観てないで早くジュエル何とかってのを回収しなさいよ。たぶんジュエル何とかってやつの所為で、あたしの親友が酷い目に遭ったんだからね!!」
さぁ、お説教の時間よ!と意気込んで怒ってみれば、まずセレネが「言ったじゃん。変な仮面女の所為でまだ動けないって」とか言い訳しながらテレビをつけ直した。んで、セレネに比べれば結構まともな妹エオスが「ごめんね。けどホントに魔法使えないんだよ」って謝る。にしてもリスとハムスターがアニメ観て、あたしと喋ってるっていうのが何ともシュールな光景だわ。
「でもさぁ」
「ああもう。だったらこうしようじゃんか。アリサ。私たちと契約して、魔法少女になってよ」
突然セレネが馬鹿なことをのたまったから「・・・はあ!?」本気で呆れた。姉がそんなもんだから「ちょっ、セレネ!?」エオスだってすごく驚いてる。
(魔法少女
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ