暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic5魔法少女リリカルなのは、始まりますっ〜The FooL〜
[2/12]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
てユーノ君! そんな追い出すようなことはしないから!・・・ねえ、ユーノ君。治ったら出て行くって言うけど、それからどうするの?』
『・・・うん。ジュエルシードを探し続けるよ。たとえ1人でもやらなくちゃ。そうだ。お礼のことなんだけど、この世界での通貨は持ってないから、えっと、どうしようかな・・・』
やっぱり。私はそんなユーノ君に『お礼、私からリクエストして良い?』って訪ねてみる。もちろん拒否権はないからね。するとユーノ君は『僕に出来ることなら何でも』って言ってくれて。言質は取ったよ。そんなユーノ君に私からのお礼のリクエストを告げようとしたところで、
『じゃあ・・・へ? え?・・・にゃぁぁぁあああああああああああああッ!!?』
『うわぁっ!?・・・あ、頭がキーンって・・・! なのはっ、ど、どうしたの!?』
バスの窓から、見たら呪われちゃうかも的なものを見ちゃった気がして、バッと屈んで窓から頭を隠しながら念話の方で叫んじゃった。声に出してたらきっと注目を浴びちゃうところだったけど、あまりの光景に声は出なかった。ユーノ君からの『なのはっ! 一体何があったの!?』って心配してくれる声に応じようとしたら、
「「「きゃあああああああ!!」」」「「「うわぁぁあああああ!!!」」」
ドガン!と何かがバスにぶつかった衝撃が、私や他の生徒、運転手を襲った。耳をつんざく激しいブレーキの音。そんな中で私は椅子の手摺にしがみ付いて転げ落ちないようにしてる。バスが停まったことで全身の力を抜けた。まさか自分が乗ってるバスが事故を起こすなんて・・・。
――封牢結界――
「っ!? この感じ・・・!」
初めてユーノ君と会った時に感じた違和感。バスの中を見ると、私以外には誰も居なかった。すぐに『ユーノ君! 何か魔法使った!?』って念話を使ってみるけど、返事はなくて。
「『ユーノ君!? ユーノ君!』どうしよう・・・」
あまりの状況に混乱する。とにかくバスの外に出よう。入口の扉は潰れてるから、割れた窓から「んしょ」っと脱出。そしてバスがどうなっているのか見ることが出来た。何かに衝突されたように大きくへこんでる側面。
そして「やっぱり見間違いじゃなかったんだ・・・!」バスの前方からものすごい勢いで走って来た屋根の無い車・・・スポーツカーっていうのかな?がすれ違って行った。屋根だけじゃなくて、運転しているはずの人も居なかった。私が叫んだ理由がそれ。幽霊とかお化けがちょっと苦手な私にとって、ああいう心霊現象的なものは怖くて気が引けちゃう。
「きっとあれもジュエルシードの影響・・・だよね・・・?」
昨夜遭ったモコモコお化けに似た感じが、あの車からも感じることが出来る。ユーノ君が居ないけど、「何とかしないと」このまま黙って見てい
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ