暁 〜小説投稿サイト〜
Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第七十話 加速する呪い
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
り、戦いに向かう。




side 士郎

 アースラから降りて、家に戻った後、工房で座禅を組む。
 ちなみに同居人のプレシアは今日はいない。
 恐らくフェイトの事を心配して今夜は帰らないだろう。

 フェイトといい関係を築けていけているようでなによりだ。

 眼を閉じて設計図を頭に次々と浮かべていく。
 投影のイメージのトレーニングをである。

 そんな時、家の結界に入るモノ。

「シグナムに預けた使い魔か」

 使い魔に意識を向けると足に手紙が括られている。

 はやてに何かあったか?
 使い魔を工房に呼び寄せ、手紙を確認する。

 手紙に書かれていたのははやてと闇の書のこと。

 ・闇の書の呪いが加速している事
 ・はやてが入院した事
 ・猶予がなく闇の書の完成を急ぐ事

「猶予は一ヶ月か」

 時間がないな。
 結局、闇の書の対策も、はやてを救う方法も未だに見つかっていないというのに

 そんな時に鳴る携帯。
 誰だ?

「メールか、プレシアから?」

 プレシアからメールとは珍しい。

 内容は簡潔であった。

 ―――闇の書の追加情報がわかったわ。
 明日戻ったら教えるから

 闇の書の追加情報か。

 この情報が光明になればいいんだがな。

 微かな希望に期待していた。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ