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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第七十話 加速する呪い
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れを覚えておきなさい
リンディ提督が士郎から何を聞いたのかはわからないが、命のやり取りを覚悟している者である魔術師ならなおさらだ。
さらに恐ろしいのが士郎の本気の一撃というのは次元震を消した黄金の剣の一撃だろうと見当は付いているが、あくまでアレは後先考えない必殺の一撃だ。
単純に人を殺すだけならあそこまでのモノはいらない。
なにより怖いのが士郎の本当の本気を、士郎の手札を僕達は知らない事だ。
つまるところ士郎対策といわれて対策の立てようすらない状態なのだ。
少し思考がズレすぎたかな。
「えっと、二人ともどうしたの?」
僕とエイミィの沈黙にアリアが首を傾げる。
「士郎が本気で潰しにかかるという事はもしかしたら仮面の男の命の保証が難しいかもしれないという話だ。
こんな状況で面倒事ばかり起こしてくれる」
「え゛っ!」
アリアが青い顔して変な声を上げたが、ただ驚いただけだろう。
士郎が一応は管理局にしたがって捕えるつもりならいいが、もしフェイトに手を出した敵として殺す気でいたら手に負えなくなる。
最悪の想定をするなら男の命を狙う士郎と逮捕する管理局の戦いなんてことは……さすがにないか……ないと思いたい。
はあ、本当に余計な心配ごとばかり増やしてくれる。
side シグナム
朝の大きな音は主はやてがベットから倒れた音であり、救急車で海鳴大学病院に運び込まれた。
その後、発作は落ち着いたが主はやての事だから痛みを我慢している可能性はある。
それにまた発作が起こる可能性もあるという事で、そのまましばらく入院ということになった。
主はやての着替えや本などを届け、一旦家に戻り今後の事を話しあう。
だがなによりも一番最初に確認しなければならない事がある。
主はやての容体の悪化しているという事は
「シャマル、闇の書の呪いは」
「うん。ここにきて加速してきてる」
知りたくない事実を突きつけられる。
「主はやてに残された時間は?」
「このままだともって一ヶ月ぐらい。
さらに加速しないとも限らないからもっと短いかも」
「……そんな」
シャマルから突きつけられた明確な時間が猶予がない事を示している。
ヴィータも涙を浮かべ、ザフィーラも声こそあげないが歯を食いしばっている。
猶予がないからといって諦められる訳がない。
「ここからはほぼ休みなく蒐集を行う。
シャマル、仮面の男の件もある、主はやての事を任せたぞ。
それから衛宮に連絡を取れ。
我々が闇の書を完成を出来るだけ早く完成させる。
もはやそれしか手がない。
行くぞ」
主はやてを助けるその誓いを胸に剣を執
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