暁 〜小説投稿サイト〜
神と魔法とオカルトは
合宿の中で
全班試験開始っ!!
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や〜、でも俺はは羽右の楽しいが怖くて仕方ないんだけど・・・。てか、みんな驚くってひどくないっ!!」

「だって達也いつも雰囲気に合わせてふざけてるじゃないか。しょうがないよ〜、ふっ。」

 達也がメンバーの扱いに抗議するが、寝っ転がりながら何かを探すようにリュックを漁る忍が小馬鹿にしたように抗議を弾く。みんなもその意見にうんうん頷き、賛成の意を示す。

「えっ、ちょ、おま、まじでっ・・・・・」

「そういえば、試験開始前に召喚師と人外師が転校しに来るんじゃなかったけ?「荘燗 碧・(そうらん あおい)」ちゃんと「陣鎧 鏡・(じんがい きょう)」ちゃんだったけ?」

 一切達也のことを気にしない佑介は一班のメンバー表を見ながら自らの疑問を問いかける。

「小倉先生はそういってたわね、行つ来るんでしょう?」

「あ、それなんだけどぉ、二人とも家の都合で転校してくるのはまた今度らしいよぉ」

 さっきまでゴロゴロしていた羽右が佑介の問いに反応して会話に参加してくる。
その間に達也の方は、気にもかけてもらえず話を続けられるという扱いに落胆し、テントの隅に体操座りをしてうずくまる。だが、メンバーは謝りもせず話を続けようとする。メンバーにとっては達也はいじられキャラとして定着しているらしい・・。横目で落ち込む達也の姿をちらちら見ている和見は、達也の扱いをかわいそうと思わはくなくもないみたいだ。

「二人とも現実世界暮らしだったんだよね。今まで大変だったのかな〜?」
 
バックを漁っていた忍も探し物を見つけたらしく、羽右に続く形で会話に参加してくる。バックから取り出したものがナイフに見えたのは、きっと気のせいだろうと思う佑介だった。

「じゃないかしら?現実世界では科学で解明できない異能は恐れられるから。結構大変だったんじゃないかしら?」

「召喚士ならまだしも人外師は容姿の違いがあるからねぇ、隠すのは難しいもんねぇ。因みに鏡ちゃんの方は鬼族でぇ、碧ちゃんの方は2001代目ヤマタノオロチだってよぉ」

「す、すごいね。ヤマタノオロチか・・・大きいのかな・・?」

「幼獣だからあっても3mぐらいだと思うよ〜」

「いや、それ十分に大きいわよ忍」

「でも、ヨーロッパ区域には神殺しの狼フェンリルは幼獣のときもっと大きかったてよ〜」

「それは、それです」

「でもさ〜」

 落ち込む姿をちらちら見られている達也を抜いた一班メンバーはテントの中に輪を組むようにして向かい合っていた。達也のことや作戦のことをすっぽかして、楽しそうに世間話に興じれるのは自身があるからなのだろう。試験の目標が強大だということも、苦戦を強いられずとも知らずに・・。




〜2010年・7月21日・河川敷〜

「よ
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