暁 〜小説投稿サイト〜
武で語るがよい!
魔法少女
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【protection.】

すると、レイジング・ハートから声がが聞こえたと思った瞬間
私の目の前に桃色の膜みたいなのが現れ、思念体と衝突しました。

「グガ……ァララ……」

そして衝突した思念体は木っ端微塵に吹き飛び、辺りにその肉体の破片を飛び散らせます
それでも核? みたいな物に肉片がどんどんと集まっていきます……。

「なのは! 相手が弱っている今がチャンスだ!
君の思い描く魔法の呪文を唱えて、思念体の内部に有るジュエル・シードを封印して!」

「ユーノ君、私まだ魔法の事よく解らないの! どうすれば良いか詳しく言って!」

ユーノ君からの指示に思わず私は反発してしまいました。
それもそうでしょう、行き成り呪文やらジュエル・シード? とか言われても私にはよく分かりません。先ほどのレイジング・ハートの起動はユーノ君に続いてやったので、一人でやれと言われてもよく解りません。

「ご、ごめん……。
呪文については、より強力な魔法を行使する為に必要なんだ。
そして、その呪文は術者……つまり、なのはが思い描く呪文を唱えればいいんだ」

「私が思い描く……」

そう呟いて、私はイメージする……。
ここでイメージするのは日曜日にやる魔法少女系のアニメのセリフだ
少々幼稚ではあるが今は緊急事態、急を要するので恥じらいを捨てる。

―――リリカルまじかる!       
                ―――封印すべきは忌まわしき器。ジュエルシード!
―――ジュエル・シードを封印!

【sealing mode.set up.】

私は自分なりにアレンジした呪文を唱えた。
すると、レイジング・ハートから解き放たれた桃色の光が思念体を包み込んでいきます。
それに比例して復元まじかだった思念体の体は復元できず、桃色の光に拘束されました。
そして、拘束された思念体の額にローマ数字みたいなのが浮き出てきます、その番号は21。

―――リリカルマジカル
―――ジュエルシード、シリアル21。封印!

【sealing 】

「グァ…アァァ!!」

続けて唱えた封印の呪文によって、思念体の体は蒸発されていきまいた。
そして、思念体の居た場所に青く光る宝石が見えます。恐らくコレがジュエル・シードなのでしょう。

「なのは、地面に落ちているジュエル・シードにレイジング・ハートを翳して」

「う、うん」

ユーノ君に言われた通り、レイジング・ハートをジュエル・シードに翳すと
レイジング・ハートに吸い寄せられるかの様にジュエル・シードは浮遊しながら近づき
レイジング・ハートのコア? みたいな所に吸収され完全に封印されました。

「ありがとう、なのは、もう大丈夫だよ」

そう
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