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FAIRY TAIL〜忍術を使う魔導士〜
第4話 楽園の塔に降りた英雄2
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ッ!!」

「くっ!(何が優しいだ!俺達に仲間を売れってか!)」

この外道が!!

「さぁ、言え!立案者は誰だ?」

俺はその時ショウを見たが、ショウは顔をくしゃくしゃにして泣いた。
自分が立案者と言い、懲罰部屋送りにされるのが恐いのだろう。

俺はその場に立ち、目の前の奴等に言った。

「俺だ!」

「「「「「!?」」」」」

皆驚いているが、これもショウを庇うため、仕方のない事だ。

「俺がこの脱走計画の立案し、指揮した!」

「ほぉう…」

「ふぅん…なる程ぉ…」

「…。(俺もここまでか。)」

俺はそう思い、早く連れていけと思ったが、目の前の奴の言葉によって全て壊された。

「いや、お前じゃない。」

「っ!?(ばれた!?)」

「その女だ。」

なぁ!?何でエルザになるんだよ!?
俺はそう思ったが、今度はシモンが前にでて自分が立案者だと言ったが、全く聞く耳を持たずエルザを連れていった。
連れていかれる途中エルザは「私は全然平気だから…」と弱々しく言い、俺達は只エルザの名前を叫ぶ事しかできなかった。










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