第五話 同盟
[13/13]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
った一人と一匹は、残った目標の為に前へと進む。
『それでは、行くぞ』
「はい!」
こうして、オーディンの末裔とガルムの間に妙な絆が生まれたのだった――
「それでは、纏めますね。僕たちエクリプス≠ェペルセウス≠ノ提供するのは、緊急時の精鋭の投入でのサポートと、何かを作る時にその素材を取ってくること。ペルセウス≠ェエクリプス≠ノ提供するのは緊急時の場合に助力してくれることと、武具製造を素材だけで行ってくれること。そして、武具の手入れはペルセウス≠ェ作ったものなら全て無料で手入れすること。また、素材の分け前は僕らが七、ペルセウス≠ェ三。これで問題はありませんね?」
「あぁ。それで問題は無いよ。同盟締結だね」
これにて、エクリプス≠ニペルセウス≠フ同盟が締結した。次はウィル・オ・ウィスプ≠ニの同盟なのだが――
「――あれ、ウィラさんは何処へ?」
「あぁ、彼女なら突然何処かへ消えていったよ。僕も、行先は分からない」
「・・・・・・もしかして、僕が三つのコミュニティ同時に集めたのがいけなかったのでしょうか・・・・・・?」
「ま、同盟の話をしていないコミュニティのリーダーの方は暇だからね。それじゃ、僕はこの辺りで抜けるよ。既にウィル・オ・ウィスプ≠ニは同盟締結しているからね。それじゃ、素材を集めた時はよろしく」
そう言って、ルイオスは部屋から出て行き、何処かへと行ってしまった。
残されたマーシャルとピエールは溜息を吐く。
「マーシャル。アンタは祭りでも楽しんでこい。俺はここで相手のリーダーを待ちながら、一休みさせてもらう」
「・・・・・・分かった。そうするよ」
何ともいえない空気の中、マーシャルは宿を出て行く。ピエールは日ごろの疲れと心労を癒す為に、その宿の一室で仮眠を取る事にしたのだった――
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ