第九話 王と謁見か……まさにファンタジー
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自分が国に取り入ろうとしてクィルを助けた可能性を示唆(しさ)している。
それとも、この国を内部調査するスパイの可能性も持っているのかもしれない。
なるほど、ただのお飾りの王とは違うというわけだ。
王は王らしく、強(したた)かさも用心深さもしっかりと持ち合わせているということだ。
これがクィルの父であり、このグレイハーツの国王。
「そうですね、下心ならありますよ」
闘悟の言葉に周囲に緊張が走る。
兵士やミラニは剣の柄に手を掛ける。
王も真剣な表情でこちらを見つめる。
「……聞こうか?」
闘悟は笑って答える。
「この世界の……知識が欲しいんです」
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