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Dies irae~Apocalypsis serpens~(旧:影は黄金の腹心で水銀の親友)
後書き+設定――即ち蛇足
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曰く、地獄、氷の牢獄(コキュートス)等と呼んでいたが、まあ一種の異世界。ただし、座の性質上、ここも座の支配を受けている場所であることには違いない。生きている生物、は愚か有機物と呼べるようなものがなく、あるのはアグレドが造ったモノのみ。コキュートスは地獄の最下層とも言われており、裏切を犯した者がここに来ることになる。アグレドは気が付いた時からここにいた。
この場所は神格同士の戦いでも耐えれるほどの強度を誇るが、理由としてはアグレドという存在が外に出るのを防ぐためであり、アグレドの流出そのものは関係ないらしい。
アグレドはこの場所を箱庭と呼んでいたが、この場所の住人はアグレドのみで完全に閉じられた世界であるためにアグレド本人はここから出られないことからあながち間違いでもない。だからこそアルフレートなどを使って道を作った訳なのだが。

 ラインハルトから見た場合
アルフレートは勿論愛すべき爪牙の一人。能力は自陣の強化であるが故に個人的に好ましいものだと思っており、だからこそ水騎士という役職を許可された。黒円卓のオーケストラにおいてはヴァイオリン又はヴィオラ。コンマスの役割を請け負うことも多く、うまい方。ラインハルトの奥さんであったリナとはそれなりに親しかった様子。
茶菓子、紅茶、書類仕事に音楽とラインハルトに対することならなんでもござれ。ただし、アルフレートはコーヒーと納豆だけは愛せない。囲碁や将棋もするようで、よくラインハルトと打つが四子でも飛車角落ちでも勝てない。
アグレドのことは知らなかったため、あまり興味なし。それでも総てを愛している彼からしてみれば愛すべき一人ではあるが。

 メルクリウスから見た場合
実質、アルフレートの方には興味なし。メルクリウスが蓮を用意したのと同様、アルフレートもアグレドが用意したものに過ぎないと思ってるから(事実そうであるし)。
一方でアグレドとは互いに盟友と自負している。元が同じ蛇だからか意外と気が合う。まあそれでもマルグリットやラインハルトに比べれば劣るだろうが。座の支配者であった以上、唯一彼がいる世界を自由に行き来できた人物でもある。

 蓮から見た場合
アルフレートは文字通り、斃すべき敵。ただし、自分と似たような経歴で創られた人間だからか幾度となく違和感はあった模様。序曲ではアルフレートが有利だが、終曲になれば圧倒されるのが目に見えてるので一対一で相対すればおそらく蓮が勝つ事になる。ちなみに敵としてではなく蓮と日常を享受する者同士だったとしても仲は悪くなる。
蓮は結局アグレドの正体を知らないし、また本編終了後も知らなくていいと思っている。そのため彼らの接点は座を共に守ること位。

 ルートによる変化
実はこの話、ルートによって本編の内容が随分変わる。
香純ルートではアルフレートが七
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