第3話 楽園の塔に降りた英雄
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牢へと帰っていった。
その時、私は奥に立っている高さ5メートルぐらいの石の塔に目を向けた。
そこには、さっき神官の首に刺さっていた物同じ短剣が石の塔のてっぺんに刺さっていた。
〜マダラ〜side
いやー、危なかったなぁ。もう少しで鞭をくらうところだったぞ、さっきの娘さんは。
何か悲鳴が聞こえたから悲鳴のしている方を見るとそこには、鞭を振り上げている神官とその神官の前で尻餅をついているやけに髪の色が派手な娘さんがいたんだ。
俺は何でか手元にあるクナイをすぐに取りだし、鞭を振り上げている神官の首にめがけて投げた。
結構ダメもとでやってみたんだけど、神官の首に吸い込まれるようにクナイは神官の首に刺さった。
どうやら、うちは マダラの肉体を持った事により、忍びとしての才能を持っているらしい。
その後、別の神官が来て何か叫んでいたら、また後ろから別の神官がやってきて死体を担いで何か叫んだ後、二人共どっかに行った。
その間に、さっき悲鳴をあげていた娘にヨボヨボのおじいちゃんが走ってきた。
その時におじいちゃんが「エルザッ!」と叫んでいたので、俺はあの娘が『エルザ』だと気づき、あのヨボヨボのおじいちゃんが『ロブ』だと把握した。
どうやら、まだ脱走計画は始まっていないらしく、エルザの右目はまだあった。
その後、下にいた奴隷達が叫びだし、背負っていた荷物を目的の場所に置いて帰っていき、エルザとロブが帰っていくのを見た。
俺は懐からクナイをだし、その場につき立てて目印にし、その場を素早く去った。
さすがはマダラの肉体か、次にどう動くべきか体が脳より先に動いてくて、周りにある障害物に一回も当たることなくさっきの場所から離れた。
その後俺は、瓦礫が沢山あるところにつき、俺は一番身を隠せられる瓦礫の下の小さな空間に入り、今後の予定について考えた。
「恐らく、エルザ達が反乱をおこすのは3日後ぐらい…。それまでに簡単な忍術ぐらいには慣れておかなければ。」
そういうと俺は、目をつぶり静かに寝た。
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