一話〜生還〜
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青い結晶を取り出した。
これは《転移結晶》。使えば一瞬で指定した町までテレポートできるアイテムだ。が、その便利さゆえ、値段はかなり高い。本来ならこんなところで使うべき物ではないのだが、時間が時間だ。走って転移門のある町まで行くのではとても間に合わない。もうこれしか方法がないのだ。
「使いたいときが使いどきって言うし……」
未だ使うことを渋っている自分に最後の一喝。
覚悟を決めろ!桐ヶ谷和人!
そして俺は、半ばなげやりに掲げられた《転移結晶》にコマンドをぶつけた。
「転移!オルキンの都!」
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