32*逃走中
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を越え、冥府の扉が開く!自分達の魂を新たなる世界の糧とするがいい!降臨せよ!《地縛神 Aslla piscu》!!」
そして黒焔トークンをリリースして、薄いんだかそうでないんだか、二次元だか三次元だかもわからない、ナスカの地上絵をモデルとした巨大なコマドリが出現した。
感じとしては、サイズも形もあの地上絵がそのまま浮き出た感じと考えてくれていい。
そしてまさかのよくわかんない怪物が出現した結果、彼ら兵士は顔を真っ青にしなが
「………あ……アアアアア!!」
「ひぃっ!!し、死にたくない!!やだ!やだぁ!!」
「うあぁぁん!!おかぁさぁぁん!!」
腰抜かしたり逃げ回ったり泣いたり喚いたり叫んだり、とにかく大変である。
そして最後の奴、オイ。
まぁ、全体除去持ちの攻撃力3000がいたらそう叫びたくもなるわな。
それはそうと、この混乱に乗じてこの場を逃げ出そうとした、その時。
「や、やっぱり俺達が闘神の弟子になれるなんて無理なんだ……俺達はこのまま新しい世界のために殺されるんだ……あは、アハハハハ」
その場にへたりこんでいた一人の兵士がなんかとんでもない事をのたまいやがった。
自分は彼を即座に捕まえ
「はい確保!後で詳しく話をきかせてもらう!!」
「はは……はひ……?……ヒャァァァ!?」
一気にお空へ急上昇。
ダークゾーンよりさらに上へと突き進み、越えた所で急停止。
そして怯えながら宙ぶらりんになっている兵士に
「さぁ、弟子やらなんやらについて詳しく話せ!さもなくば落とす!!」
がたがた揺らして説明を求めた。
脅しは御愛顧である。
「は、はははは話しますからやめてくださひ!!や、ギャァァァ!!」
***********¢☆
「……つまり、エリザとバリスが自分を最初に捕まえた奴を自分の弟子にするとかいいやがったのだな?」
「は、はいぃぃ!そうです!間違いないです!!日が暮れるまでにできればですが!!」
「……しかも参加者には国のお偉方もいるんだな?」
「はははい!イノム姫様やバリス王子様などをはじめ将軍から賢者まであらゆる者が……」
「ざっけんなチクショー!!」
なんだこの仕打ち!
自分が一体何をした!?
「ヒイィィィ!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさいぃぃ!!」
………そんな怯えなくても。
こら、泣くな!男の子でしょ!?
「……ごめん、君は悪くないよ。ちゃんと下ろすから、ほら」
そういいながら、近くのバルコニーに彼を置き、優しくなだめる。
「ごめんって、ほら泣かないの」
「は、はい……ありがとうございま「そこかナルミィ!!」
はい突如乱入するは爆裂王子バ
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