第5話
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クルスニクの槍があった地盤が崩落し、ウィシャル達はイル・ファン学術研究地区に流れ着いた。
「ゲホッ!ゲホッ!ゲホッ!」 「はぁ、はぁ、ミラって泳げないんだね。」 「あぁ、いつもはウンディーネに乗せてってもらってたからな…、「そ、そうなんだ、って!ウィシャル!?目を開けて!」
「ブッ!!ブハァ!ゲホッ!……俺も泳げねぇんだよな……」
「まともに泳げるの僕だけ?はぁ、」 「ジュード、君はもう帰るといい、ここから先は私の問題だ、」
そういって、ミラは去っていった。……と、思われた、
「そこの女!待て!!」 兵士の怒鳴り声がすぐ上で聞こえた、ジュードたちが向かってみると、そこには、剣をミラの姿があった、「ミラ!!」 「帰っていいと、言ったのだがな、だが、気にするな、こいつは私一人で…」
スカッ…。見事にミラの剣は空を切った、「おいおい(汗」「はあ、もうしょうがないな、ウィシャル、やるよ!」
ジュードの合図と同時に、魔神剣を放った、「のわぁぁぁぁ!!!!」
「す、すまないな、」「僕も一緒に行く、もちろんウィシャルも、」
「あんたの、剣さばき見てたら、心配極まりねぇよ(笑)」
「では、まず、二・アケリアに向かおう、」
そして、ミラたち一行は、イル・ファン海停に着いた瞬間、場が騒然と化した。
「え……?ジュード先生?」「あ、あなたは!あの時の!」 「ジュード先生、あなたに逮捕状が届きました。」
「……………え?どういうことですか?僕は何も!」「そして、ウィシャルさん、あなたにも逮捕状が届いています。」「………は?なんでだよ!俺とジュードは何もしてないだろ!」
言い訳が虚しく、兵士は詠唱を始めた……瞬間、一二人の人影が現れ、ラ・シュガル兵士を蹴散らした、
「え?あなたは、」「話は後だ、ほら、美女が船でいっちまうぜ?」
「お前は……」 「早く船に乗れ………」
そういって謎の男達を含めた四人はジュードは、大きいスカーフを巻いた青年に、引っ張られ、障害物を飛び越え船に着地した、「ふぃ〜着いた」 「あ、あなたは?」ジュードがもう一度聞き直す、「俺?俺は傭兵アルヴィン♪」 「んで、こっちが同じく傭兵のディアック、」 「よろしく……」
そして、ウィシャルを睨むと、ボソッと呟いた、
「やっと、会えたぞ、ウィシャル・ウィル・クルスニク……」
ディアック以外の四人は言葉が出なかった………
続く
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