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魔法少女リリカルなのはA's The Awakening
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子にへヴィメタルやぞ?普通に考えたらありえへんやろ馬鹿じゃねぇの?」
「いやいや、聞かせようとしてたわけじゃなくてですね……てか先にそこ突っ込みいれないんですね」
「じゃあ聞くわ。なんでやねん?」
「いやもう勘弁してください」
「わっけわからんわお前……」
「わけわからんのは先輩もっすよ……」
「やれやれだぜ……」
店内には女の子たちの楽しそうな声が聞こえる。本来喫茶店という場所である以上誰か注意しそうなものだが、常識外れた大声というわけでもないからか、みんな笑って黙認している。
子供の楽しそうな声というのは、疲れた人達に元気を与えるものなのだろう。
「それにしても、なんだってこんな街までわざわざ?都会が鬱になったとか?」
「んなわけあらへんやろ。妹の面倒見るためやわ」
「あー、そういや生き別れたんでしたっけ……」
「おう。ちょうどお前の連れの女の子くらいの年やわ」
「はぁ……大変ですねそりゃ」
「まぁ、楽しんでるからええけどな」
「先輩どこいっても楽しんで生きてるイメージが」
「お前それは俺がどこいっても遊んでるってか?」
「住めば都、でしょ?」
「ものは言いようやなテメェ……」
やはり旧知の仲ともなると、話のタネは尽きないようで、次から次へと話題が出てくる。ちなみに、話しながらも竜二の手は止まっていない。
「しかし、先輩も一人でこういうところ来るんですね」
「まぁな。暇なときに腹減ったり喉渇いたりすると、適当な店に入ったりは昔からしてたし、ここもそうやって見つけた店や。レベル高いしちょこちょこ来るようになったわ」
「適当に、ねぇ」
「なんやその疑わしい目は?」
「いや、ここの女性店員って美人さんだからその噂を聞きつけて……」
「俺がそんな奴やと?」
「先輩だって男でしょ?」
「ちちしりふとももぉぉぉぉおおおおおおッ!」
「やれやれだぜ……」
などと話し込んでいると、少女の鋭い声が響く。
「いつまでかかってんのよ!」
「ちょっとアリサちゃん……」
「だってすぐ終わらすって言ったのに、直人の奴……」
「あーごめんごめん。でもまぁ、他の人もおるから大声あげたらあかんで?」
それを聞いた竜二は、呆れ顔で直人に漏らす。
「……お前、子供にああまで言わせてええんかいな?」
「ハハハ……まぁ、ついつい。ほら、言うて小学生相手ですし」
「このロリコンが」
「ちょ!な!え!?」
この一言に、直人が過敏に反応した。しかし、竜二は容赦せずさらに詰める。
「ロリコンやろ十分。まぁ安心しろ。お前がロリコンでも俺の舎弟や」
「ちょ、誤解っすよ!そんなロリコンロリコン言わんで下さいよ!」
「え?違うと?なんやったらお前があの子らと楽しげに話してるとこ
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