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Dies irae~Apocalypsis serpens~(旧:影は黄金の腹心で水銀の親友)
第三十八話 思想と目的
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な言い分かもしれないけど、俺は君なら真実の
楽園
(
シャンバラ
)
を生んでくれると。俺はここで散る。ラインハルトを消し去って、君が生む世界の礎になろう。迷いも、疑いもない。ただ一つ、後悔があるとすれば……きっと君は、こんな俺に幻滅するんだろうなって、そう思うことが少しだけ遣る瀬無かった。
「まあ、男ってのは―――」
香純にも言ったことだけど、
「そういうもんなんだよッ!!」
咆哮するとともに、俺は斃すべき敵に駆けていく。
「来い」
輝きを増すばかりの破壊の黄金聖槍を前にして、俺は一切の守勢をかなぐり捨てて、真実の乾坤一擲を放つ。槍は心臓に、ギロチンは首に。全く同じタイミングでその刃は互いを討ち合った。
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