暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
無印編 破壊者、魔法と出会う
9話:宝・石・奪・取&疾走しちゃうぞ☆
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った時と同じ姿のディケイドだった。
「そう警戒しなさんな。俺は別にお前らとやり合おうなんて思ってねぇから」
「だが、ここにいる局員を全員倒したじゃないか!」
「それは、お前らと話し合いをするのに邪魔だっただけだ。あ、因に全員気絶するか悶絶するかぐらいの力加減はしといてやったぞ。感謝しとけ」
「するか!!」
クロノの叫びにディケイドは肩をすくめながらため息をつく。先程ディケイドに投げ飛ばされたなのはとユーノも静かにこちらを見ている。
するとディケイドが両手を動かし始めた。クロノはより警戒を強め、デバイスを強く握る。
動かされた両手はゆっくりとベルトへ向かっていき、一つの動作を行う。すると、そこにいた筈のディケイドの姿はなくなり、代わりにその場にクロノと同じぐらいの背丈を持つ子供がいた。
「ふぅ…これで、文句はねぇだろ」
「「「え(ふぇ)……??」」」
「「「え(ふぇ)ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?!?」」」
その姿を見た三人は、大きな叫びを時空航行艦アースラに響かせた。
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