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とある委員会の委員長
第10032次進化実験
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だたんにめんどくさい。
私は一方通行(アクセラレータ)にバレたのも仕方がないと思い始めていた。
「そこにいるのはいつもの妨害者ですか?と御坂は確認します。」
私の後ろから何度も聞いたことのある声が聞こえてきた。
もう振り返らなくても分かる。
妹達(シスターズ)
彼女は実験をするために来たのであろう。
でも私は今日で実験を最後にさせる。
もしもアレイスターが止めても私が止まることはないであろう。
「もう来ちまったのか。ちょっと待ってろ。こいつを倒しちまうからよ。」
「それは聞き捨てなりませんね。私よりも上ならともかく同格に言われるなんて。」
「同格だぁ。本気で言ってんのかお前。」
「何を今更なこと言ってるのかしら。」
順列も同列の1位。
それ以外にも一方通行(アクセラレータ)は私と同じく長点上機学園に通っている。
しかし一方通行(アクセラレータ)は高等部で私は中等部なので若干違うけどその事は気にしない。
「お前は複数の能力を使う多才能力者(マルチスキル)だから順列が1位なんだろ。それに対して俺はそれ相応の実力を持っている。てめぇなんかと一緒じゃねぇ。」
「あっそ。そんな風に思っているなら痛い目見るわよ。」
そう言うと私は後ろにいる妹達(シスターズ)の一体の腹におもいっきり殴った。
すると私の予想通り簡単に気絶してくれた。
元々妹達(シスターズ)の身体は薬品を投与して急速に成長させたもの。
外見はしっかりしているが薬品を投与しているため軽い打撃でも気絶してしまうのだ。
「本当に使えねぇ。これだから欠陥電気(レディオルノイズ)なんて呼ばれちまうんだよ。」
「そうかもしれないわね。」
私は空間移動(テレポート)のために演算を開始した。
一時的な避難のしかならないけど何もしなよりはいい。
私は一方通行(アクセラレータ)に私の目論みがバレないように最善の注意を払っている。
「お前が来ねぇなら俺からいっちまうぞ。」
一方通行(アクセラレータ)は私に向かって歩き始めた。
間隔はどんどん狭まっていくが、まだ空間移動(テレポート)は使わない。
十分に誘い込んでから遠くに行けばいい。
「お前の考えていることを当ててやろうか。」
「あなたが私の考えていることを当てるなんて不可能です。」
「いや。わかっちまうんだよな。どうせ遠くに逃げれば勝ちだとか思っているんだろうが、生憎どこに逃げても意味がねぇ。」
どう言うこと?
遠くに逃げれば一方通行(アクセラレータ)は追ってこれない。
だから安全なはず。
待って。
私を狙うのは一方通行(アクセラレータ)だけではない。
統括理事会の連中に終われるはず。
奴等に関係している暗部とか。
「さてどぉするよ。お前の作戦は無惨な結果に終わちまったらな。」
弱い暗部なら
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