暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダムSEED
0195話
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ロスのビームライフルを発射、撃破する。同時に、ムウのスカイグラスパーも俺が撃破したディンの後方にいたジン2機をアグニを使って同時に撃破している。
 そして次の瞬間、後方から巨大な爆発音が戦場へと響き渡った。
 そちらを見ると、アークエンジェルがアラスカ基地入港時に使用したメインゲートへと多数のジンやディン、シグーが突っ込んで行っている。

「ムウ、メインゲートが落ちた」
「ああ。本部まで進入されるのは時間の問題だ。そうなると……」

 最後まで言う必要はなかった。サイクロプス発動までのタイムリミットが迫っているのだ。

「ちっ、アクセル、敵を囲い込むぞ!」

 囲い込む? 一瞬首を傾げるが、すぐにムウの言葉を意味を理解する。アークエンジェルやイージス艦等の戦場を離脱しようとしている俺達を逃がすまいと、包囲網を敷いている潜水艦から出撃して来る10機以上のMS。その集団を一ヶ所に集まるように、その周囲へとギリギリの位置を狙ってビームライフルを発射する。ムウのスカイグラスパーも俺と同じようにアグニを発射して敵を一ヶ所に集め……アークエンジェルから放たれたゴットフリートにより全てのMSが一網打尽に撃破された。

「よし、取りあえずMSは片付いたから暫くは大丈夫だろう。後はこの包囲網を突破すれば……ちぃっ!」

 あくまでも俺達を逃がしたくないのか、その潜水艦からタイミングを合わせて連続で発射されるミサイル群。空を飛んでいるアークエンジェルやスカイグラスパーはなんとか回避する事に成功するが、僚艦のうち何隻かは回避する事が出来ずにミサイルの直撃を受けて轟沈する。

「くそっ!」

 視線の先にいる潜水艦に向かってビームライフルのトリガーを引こうとしたその時、管制のミリアリアから緊張感に満ちた声で通信が入った。

「アクセルさん、フラガ少佐、後方にデュエルです!」
「ちぃっ、この時間の無い時に……ムウ、デュエルは俺が引き受ける。スカイグラスパーで奴の相手をするのは厳しいだろう。潜水艦の方は任せた」
「分かった。ここで時間を取られる訳にはいかないからな、お互い早い所片付けるぞ」

 ムウの言葉に頷きながらも、今まで立っていた右舷カタパルトデッキの上から後方の甲板へと向かう。同時に放たれたデュエルのビームライフルをトリケロスで防ぎ、ミサイルやグレネードをアークエンジェルに設置されているイーゲルシュテルンとトリケロスのビームライフルで迎撃する。
 グゥルで通り過ぎざまにビームサーベルを振り下ろしてくるが、それをトリケロスで防御し、そのまま後方へと向かったデュエルへとビームライフルで追撃を掛ける。その時、横合いから10機近いジンがグゥルで近づいてくるのが目に入った。

「アラスカ基地はくれてやったんだから、あっちに集中すれば
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