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生活、青い天井について
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怒ったり喧嘩したりしてまたお互いを包み込んで眠る。


君を愛してるんだ
ただ、僕の愛は醜い


どこにもいかないで
ずっとそばにいて
僕のいないところで笑顔をみせないで
僕以外の人の話をしないで
僕だけをみて
僕を求めて
僕を受け入れて
僕に全てを捧げて
僕は全てを君にあげる、未来も、命も、世界も
そんな事を思う時、
僕は惨めな気持ちになるんだ
結局、自己の幼稚な欲望を君に投射してるだけなんだろって
とてもみすぼらしいよ、ってね
アイデンティティとかイデオロギーとか
よくわからない横文字を捨てて僕は
植物になりたい
プラスチックになりたい
本棚になりたい
窓枠になりたい
嫌いだ
嫌だ
誰かに救ってもらいたい
いや、
誰かに君を傷つけてほしい
そしたら、
なにも考えずに全てを投げ出して君を守れるのに。

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