参ノ巻
文櫃
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証文は無効なのです。亦柾殿」
語気強く高彬は言った。
「そのような戯れ言、本気にするとお思いか。ねぇ、姫?それとも、螺蔚姫は先ほど言っていた将来を誓い合った男が、この高彬殿とでも言うのですか」
「えっ?あた、あたしは・・」
いやさっきのは完全に口から出任せでしたけど!
でぇえぇい!女瑠螺蔚、覚悟を決めてやる!
じゃなきゃ明日には、亦柾の数ある妻のひとりだ!そんなの、絶対に、嫌ッ!
あたしは、半ばヤケクソ・・・いや意を決して、答えた。
「そうよっ!高彬の言うとおりよっ!あたしと高彬はぶっ契りの仲なんだからっ!」
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