第二十三話「懐かしいお友達!」
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明ってどういうことだろう……?
「むむむ…………あー、もしかして、そのカオス・ブリゲードが何をしているのかはオーちゃんは知らないの?」
コクンと頷くオーちゃん
「ふーん。まあ、オーちゃんらしいって言ったららしいけどね。そこって組織なんだよね?」
再び頷くオーちゃんに僕はしばし顎に手を当てて考え込む。
――未知の組織……活動内容不明……オーちゃんが在住……。これは、行くしかないような気がする! この機を逃すなとガイアが囁いてる!
顔を上げた僕をオーちゃんがジッと見つめていた。背丈は同じくらいだから視線も同じなんだけどね。
「ねえ、オーちゃん。僕もオーちゃんに着いてっていいかな?」
「――? レイも来る?」
「うん。オーちゃんがいるカオス・ブリゲードっていうの見てみたい」
僕の言葉にオーちゃんがコクコクと頷く。心なしか、その所作がオーちゃんの心を表しているかのようだった。
オーちゃんが僕の手を取ると、目の前の空間が割れた。空間の向こう側は建物の内部になっているようで、どうやらそこがオーちゃんの家らしい。
「レイ、我とともに来る」
「あいあい〜」
オーちゃんと一緒に割れた空間を潜り、僕は夜の街から姿を消した。
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