騒がしい一日 part2
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る料理を食べ始めた。
食べ終わると、遠くの方で誰かの怒り声が聞こえた。
ナルミは食器を片付けると、その人だかりを見に行った。
人だかりの中心には、二人の人物がいた。
一人は胸ポケットにバラを刺した、キザっぽい男
一人は何と!シエスタだった。
先程から、シエスタは謝っている。男は、
「土下座をしてくれたら、許す」
シエスタは床に正座で座り、土下座をした。
しかし、その男の取った行動はシエスタの頭を踏みつけた!
男は、笑いながら踏んでいるが、シエスタはボロボロ泣いている。
ナルミは一番前まで行くと、男の顔面を手加減して殴った。
男は、椅子にぶつかり呻いている。
ナルミはシエスタに
「大丈夫か?」
シエスタは前を見て、ナルミの胸で泣き始めた。
ナルミは
(今日はよく女の子が泣く日だ)
としょうもない事を、思いながら慰めていた。
すると、後ろから殴り飛ばされた男が、大声で
「き、貴族に手を挙げるとは、貴様!どうやら死にたいらしいな!」
「何をしたのかは知らないが、お前はやりすぎだ」
「その上、反論もするのか?いいだろう!貴様には教育が必要なようだな!」
そして、男は、胸のバラをナルミに向けて高らかに言った。
「決闘だ!!」
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