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ゼロと最後のしろがね
騒がしい一日 part2
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むから、誰かあいつを追放してくれ〜!!」

「なるほど、そう言うことか…」
ナルミはルイズの二つ名の理由が分かった。






1時間後






ナルミとルイズは掃除………というより爆発処理をしていた。
あの後、爆発を聞いたコルベールがやって来て現状確認をして、シュヴァールスを運びながら
ルイズは魔法を使わずに教室の後片付けを命じられた。
そして、現在に至ると言うことである。


「あんたも馬鹿にするんでしょ?」
後片付けの最中、黙ったままだったルイズがフイに口を開いた。
ナルミは額の汗を拭きながら
「?何で馬鹿にするんだ?」
ナルミはルイズの言っている事がわからなかった。
「だって、私は何をしても失敗ばかり 勉強して頭が良くなっても魔法は失敗……遂には『ゼロ』って言う不名誉な二つ名までつけられたわ」
だから、とルイズはまた黙り出した。
その両目には涙が溜まっていた。
「誰も馬鹿にはしねぇさ」
ナルミの答えにルイズは俯きながら聞いた。
「………何でよ?」
「…俺の仲間にこう言う奴がいた。」
「何よ?いきなり…」
「まぁ、黙って聞け。………そいつはお前と同じ子供でなぁ、初めて会った時はずぅっと泣いてばかりでどうしようもなかった。
けどよ、そいつはお前と同じで、頭がよくて記憶力が凄かった。そいつは窮地にたたされた時も、己を信じて諦めなかった。
言っちまえば、本当に同じなんだぜ?
多分、お前も人から馬鹿にされても諦めずに努力していたんだろう。
親兄弟から馬鹿にされても諦めずに頑張ったんだろう?」
ルイズは、ナルミに見えないように声を殺して泣いた。精一杯、虚勢の声を出して
「何で?貴方は私を馬鹿にしないのよ!?」
「努力している奴を馬鹿にする奴が何処にいる?」
その一言で我慢仕切れず、ルイズはその場に座りながら鳴き始めた。
(誰にも言ってもらえなかった。この使い魔は、私の努力を認めてくれた。)
「お前は、よくやった……凄く頑張ったんだろうなぁ。」
ナルミはルイズに近付くと、その頭を撫でながら言った。
「辛くて泣くときもある、けどな、それ以外の時は笑っていてくれ。」
そのまま、ルイズは眠った。





目を覚ますと、いつの間にか食堂の扉の前にいた。
そして、目線がいつもより高いから下を見ると、ナルミが肩車をしていた。
ルイズは真っ赤な顔になりながら
「な、なにやってんのよ!?」
ナルミはルイズの方を見ると、
「お、起きたのか」
下ろしてくれた
「何で肩車をしていたの?」
「いや、驚かせようと思ってな」
ルイズはため息をしながら、そのまま、食堂に入って行った。
ルイズの隣の席が空いていたので、ナルミはそこに座りテーブルの上に置いてあ
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