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Dies irae~Apocalypsis serpens~(旧:影は黄金の腹心で水銀の親友)
第三十六話 聖戦の激闘
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は脅威と言えるだろう。ラインハルトを持ってしても、これを無視することはできない。
「私は愚かで あなたのお役に立てなかった (Wohl taugte dir nicht die t?r' ge Maid, )」
最高の演出だ。絆で繋がれた三人は何をそこまで夢想する。
「禍災に悩むこの病毒を この加持に今吹き払う呪いの神風 」
ならば私も興を弁え、さらに華々しき歌劇となるように、指揮をつとめよう。
「出雲の国と伯伎の国 その堺なる比婆の山に葬めまつりき (an der Grenze zu den L?ndern Izumo und Hahaki zu Grabe getragen. )」
故に、もっとだ。もっと私に魅せてくれ。
「だからあなたの炎で包んでほしい (Auf dein Gebot entbrenne ein Feuer; )」
「橘の 小戸の禊を始めにて 今も清むる吾が身なりけり 」
「ここに伊耶那岐 (Bei dieser Begebenheit zog Izanagi sein Schwert, )
御佩せる十拳剣を抜きて (das er mit sich f?hrte und die L?nge von zehn nebeneinander gelegten )」
そう、この舞台に相応しい配役は炎だろう。さあ、格が違うぞ。何せ彼女は魔城の
不死英雄
(
エインフェリア
)
であるがゆえに。
「我は輝きに焼かれる者。届かぬ星を追い求める者
届かぬ故に其は尊く、尊いが故に離れたくない
追おう、追い続けよう何処までも。我は御身の胸で焼かれたい―――逃げ場無き焔の世界 」
穂先に獄炎が渦を巻く。渦を巻き、道を創り、魔砲の砲身世界を創造する。そして、その砲の格も増していた。
ああ、構わぬよ。抱いてやろうさ、我が胸に。
「我が槍を恐れるならば この炎を越すこと許さぬ (Wer meines Speeres Spitze furchtet, durchschreite das feuer nie! )」
「千早振る 神の御末の吾なれば 祈りしことの叶わぬは無し 」
「その子迦具土の頚を斬りたまひき (F?usten besa?, und enthauptete ihr Kind, Kagutsuchi. )」
三人の英雄に相応しき魂が震え、同調する。なんと甘美か。どうやら私は卿等を些か過小評価していたらしい。
『創造 (Briah―――)』
「この荘厳なる者を燃やし尽くす―――」
雷電と獄炎、それだけではなく腐蝕と焔が並び立つ。
「雷速剣舞・戦姫変生 (Donner Totentanz――Walk?re )」
「許許太久禍穢速佐須良比給
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