第3章:武器屋トルネコと幼女騎士リューラ
第11話:情報取得
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うよ!」
仕方ないので僕が話題を変えようと思います。
折角二人と仲良くなろうと思ってエンドール探索を始めたのになぁ………
ポポロSIDE END
(エンドール)
アローペクスSIDE
し、しくじった…
リューラを困らせるつもりはなかったのに…
でもトルネコもポポロも、リューラへの感謝が足りない気がするから…つい…
しかもポポロにフォローされた!
話題を変えられ、率先して人々に武術大会の事を聞きまくってやがる。
安心したリューラも嬉しそうに微笑んでいる…
くっそ!
奴にポイントを稼がれた…
本当は“親子揃って何もしてない!”ってマイナスポイントになるはずだったのに…
「そ、それ…私のお父さんだ!!」
オイラが落ち込んでいると、突然リューラが大声を上げた!
一体何がどうしたんだ?
話を整理すると…
数日前に終わった武術大会で優勝した、サントハイムのお姫様『アリーナ』のセコンドに付いていた人が、リューラのお父さんである事が濃厚に…
風貌もそうだが、眩い光の玉を発生させる魔法を唱えたり、風だけのバギで会場の壁を吹き飛ばしたりと、行動も合致するとリューラが言っている。
何だか凄そうな人だなと思いながらも「じゃぁサントハイムへ向かえば、リューラはお父さんと会えるんだね!」と励ましの言葉を言ったら…
「そうもいかないよ坊や…聞いた話では、サントハイム城の人々が魔族の魔法で異空間に消されてしまったらしく、人々を助ける為に南方へあると噂されている魔族の城『デスパレス』へ、姫様一行は旅立ったらしい」
と、テンションを下げる情報を与える馬鹿が…
するとポポロが、
「じゃぁお父さんに相談して、南へ行く方法を考えて貰おうよ!」
と提案…またしても美味しい所を持ていかれた。
そんな訳で、オイラ達は店の準備を終えたトルネコの下に集まり、リューラのお父さん捜しの方法を相談している所です。
「う〜ん…南ですか? それには船が要りますねぇ…」
「お父さん、何とかならないの? お店を手に入れる事が出来たのも、リューラちゃんのお陰なんだから…何とか恩返しをしないと!」
父親の情報を得てから少し涙ぐんでいるリューラの為、必至で親父を説得するポポロ…
くそぅ…オイラも負けてらんねー!
「そうだぜトルネコ。船が必要って言うのなら、買ってやるくらいの太っ腹さを見せてくれよ!」
「か、簡単に言わないでくださいよ…船を手に入れるとなれば、世界一の造船技術を持つ『コナンベリー』に行くしかない! その為にはエンドールから東に行き、砂漠を越えて南下する…」
「何だよ…簡単じゃねーか!」
「それが簡単じゃないんです。東の地へ行くには、此処か
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