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混沌の魔術師と天空の巫女
第5章 X791年編
コージ、現在の実力
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「ありがとう、坊や。」

「坊やはやめろ。」

「(おお〜!!コージナイス!!!)」

ウォーレンさんが念話でそう言う。

「エルザさん。」

「!」

「それとグレイさんにナツさん。」

「「!」」

「エルフマンさん。」

「何だ?」

「選手交代です。俺が相手します。」

俺はそう言い、ダルギールの前に出る。

「ガキの分際で何ができる?」

「見た目で判断しない方がいいですよ?」

「ほざけぇ!!!!」

ダルキールは俺に接近してきた。

「パワーアームズ、アルティメットモード!!!!」

その言葉と同時に、パワーアームズは形を変えた。

「俺の最高作品で最強アームズだ!!!ありとあらゆる攻撃に耐えられる!!
 死ねぇぇぇぇっ!!!!小僧ーーーーーーーーー!!!!!!!」



「光竜の・・・鉄拳!!!」

俺は光りを宿した拳でダルキールのパワーアームズ攻撃した。


ガァン!!バゴォォォォォォォォォォォンンン!!!!!


「・・・は?」

ダルキールは唖然となっていた。

「最強が何か?こっちは自分の力と光の速さそのモノだ。
 今まで色んな戦いをして耐えられたかもしれないが、
 光の速さでの攻撃は初めてだったようだな。」

「ば・・・バカな・・・!?」

「さーって・・・あんたは人として最低な事をした。許しちゃおけぇっ!!!!!」

俺は怒り、白いオーラから黒いオーラへと変えた。

「!?」

ダルギールには、コージの背中にある物が見えてしまった。

「ど・・・ドラゴン・・・!!!!」

ダルギールには、コージの後ろに黒いドラゴンの姿が見えたのだった。

「闇竜の・・・鉄拳!!!」

俺は闇を纏った拳でダルキールを攻撃した。


ズドォォォォォォォォォォォォォンンンンン!!!!!!!



「がああぁぁぁぁっ!!!!」

ドン!!

「ざまあ見ろだ。」



「す・・・スゲェ・・・!!!」

「(コージの奴・・・どんだけ強くなったんだよ・・・!?)」

「我々以上の強さになったものだ。」

(おとこ)だ!!!」

「コージ君・・・すごすぎ・・・。」

「よぉーし!!コージ、俺と勝負しろ!!!」

「何でそうなるんだよ!!」

ナツさんの言葉にツッコミを入れるグレイさん。



「すげぇぜ!あの子!!!」

「あの子すごーい!!!」

見ていた他の人達がそう言ってきた。

「中々やるわね、ボウヤ。」

ボウヤはやめてください・・・。

「ベルベノさんの治療、終わりました!」

「そうか。|妖精の球《フェアリ
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