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やはり俺の青春ラブコメはまちがっているかも
やはり春夏秋人はぼっちである。
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、もしだが運良く彼女と仲良く…嫌、恋人同士になっちゃったりしたら俺もしかしてぼっちからリア充にジョブチェンジできんじゃね?

っと今後のリア充生活を脳内でシュミレーションしていると比企谷はその腐った魚の様な目で俺を見つめてくる。




「春夏騙されるな、俺達のようなぼっちが女子と仲良くなれる筈がない」

『ッ?確かにッ?』

「それにだ、リア充である女子がわざわざぼっちと仲良くなろうと思わんだろう?もし仮に仲良くなれたと俺達が思った所で、そう思っているのは俺達だけでその女子に俺達って友達だよな?とかキメ顔で問いかければ「えっ?比企谷君と春夏君と私が友達?もぉー冗談キツイよ、マジで気持ち悪いんだけど…」っとか言われるのが落ちだ」


『ヤメロォォォォォォォォォォォォォッ?せっかく忘れかけていた中学時代のトラウマをォォォォォォォォォッ?』


「その勘違いで起きた悲劇をもう起こさない為に俺達は胸に刻んだはずだ、俺達のようなぼっちにラブコメ的な展開は絶対に無いと」


『………そうだったな、ありがとう比企谷…流石はぼっちを極めしぼっち界の帝王だな…』

「褒めるなよ、照れるだろうが」


俺達は、ぼっち同士の絆を確かめるようにガシッと効果音が聞こえてきそうな程、握手する。


「……あぁ君達、過去の辛い出来事を振り返るのもいいが、そろそろ行くぞ」


俺達の様子をずっと伺っていた平塚先生はまるでアホな子を見るような生暖かい目でこちらを見ると、話し掛けてくる。

『「…はい」』

「では、行こうか」

覚悟は決まった、たとえどんなに可愛い美少女が居ようとも今の俺はその見てくれに騙されないぞ?ほっ本当だぞ?絶対に騙されないんだからね?


















この後俺は雪ノ下 雪乃(ゆきのした ゆきの)という少女に出会い奉仕部とかいう部活に強制入部させされる事となる。



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