やはり春夏秋人はぼっちである。
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言い渡す。
「3番が春夏秋人に話し掛ける?」
「うわっ最悪〜」
「それマジやばいっしょ」
「てかっ3番だれよ」
「……私なんだけど……」
…マジで?ぼっち道を極めしキング・オブ・ぼっちの俺に話し掛けるだと?しかも学年NO.1の美少女と名高い朝倉さんが?
今までぼっちやってて良かった。
つか、俺と会話する事自体が罰ゲームって、
だがしかし、ぼっち道を極めし俺はこの程度で心はくだけん?
いやぁー緊張するな、久しぶりの人との会話だし、しかも相手は朝倉さんだし。
…………良しッ俺の心の準備は整いましたよ朝倉さん?さぁ遠慮なく話して下さい?
俺が来るべき時をまだかまだかとワクワクしていたら、そんな俺の様子を遠目から見ていた朝倉さんは顔を赤くし俯く
あれ?もしかして朝倉さんって俺の事好きなんじゃね?
「早く行けよ朝倉、あいつソワソワしてんじゃん」
「…グスッ……ごめん…本当に…グスン…気持ち悪いから…無理」
『………………』
これは俺の中学時代のトラウマのほんの一部である。
『……生憎と俺と会話してくれる女子がいないんで……グスンッ』
「……今は居ません」
比企谷は顔を歪め、俺は半泣きで答えると平塚先生は目を輝かせ、うんうんと何度も顔を頷かせ
「そうか?、そうだろうな?君達の濁りに濁った目を見た瞬間にわかっていたよ?」
「なら聞かないで下さい?」
「そこでだ、君達の心無い言動で深く傷付いた私はいい事を思いついた」
平塚先生のいい笑顔を見ると嫌な予感しかしない、まるでクラスに1人はいるいじめっ子が、これまたクラスに1人はいるぼっちをどうやって虐めるか考えついた時のような笑顔だ。
ソースは俺。
『……嫌な予感しかしないんで、俺パスで』
何故かテンションが急上昇している平塚先生は俺の発言を華麗にスルーすると両手を自分の胸に当て語り出す。
「罪には罰をと、良く言うじゃないか?そこでだ、君達には奉仕活動を命じる?」
「すみません俺、腰に持病を抱えてて、えっと…ヘ‥ヘル…ヘルペスッ?」
「恐らくヘルニアと言いたいんだろうが安心しろ。少なくとも肉体労働ではないから。
それに春夏、君にとっても悪い話しでは無いと思うぞ?」
『その心は?』
「この学校一の美少女と仲良くなれるかしれないって言ったらどうする?」
なん…だとッ?
学校一の美少女だと?だが生憎とそんな人物とは関わりがないし、つか人との関わりがないからどういう人物なのか全く想像がつかない。
しかし学校一の美少女か……もし
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