第七章 銀の降臨祭
第四話 貫かれる剣
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な、お前さんと初めて会った時な、何だかお前さんとは長い付き合いになりそうな気がしたんだよ。
オイラはずっと一人だった、いや、剣だから一本かね。何千年もず〜と一本だった。オイラにとっちゃ、人の寿命なんて星が瞬く時間程度にしか感じちゃいなかった。そんなオイラがよ。長い付き合いになりそうだなんて思っちまったんだ。
―――風が吹き、木の葉が揺れる音が森に響き―――
はは……。
オイラの勘も、やっぱ錆び付いちまってるのかね……。
―――士郎の手から握力が消え。デルフリンガーが士郎の手から零れ落ち―――
なあ……相棒……。
―――森の中に静寂が満ちた―――
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