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魔法少女リリカルなのはGK《ガイキング》 〜炎の魔竜伝説〜
第6話 決意(前編)-それはある日の夕暮れに・・なの!-
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る物質で『赤い炎』の力に反応し莫大なエネルギーを秘める炎『ハイドリュートフレア』を生み出す。
固体時はピンク色の鉱石のようだが精製することで燃料として使用できる。


<はい、正解でーす。・・・で、ここ数日マスターの炎の変質を観察してたんですが・・どうも、炎の魔力への反応がハイドリュートとの反応に近いんですよー>

「!?・・ホントか!・・・・って、待てよ・・もしほんとにそうだとしたらさすがに俺でも気づくんじゃ・・」

<それはですねー、反応しているといってもよく観察しないと分からないくらいの規模だからです。まあ精製前のハイドリュートみたいなもんですからね・・で、此処からは推測なんですけど、マスターのリンカーコアって今まで(から)だったのかもしれません>

「?・・空って・・?」

<通常リンカーコアは大気中にある魔力を蓄積して回復するんですが、おそらくマスターの世界には大気中に魔力が存在しないんでじゃないですかね・・・生まれたときから周りに魔力がないんじゃコアがあっても蓄積できないですからねー・・・・で、いきなり魔力が満ちている世界(ばしょ)に来たことでコアが一時的な飢餓状態になって一気に周りの魔力を大量に取り込んだために炎と魔力が混ざるなんて現象が起きたんでしょうねー>

「・・・それで?」

<はい、そんなわけでそこの所を正常化させその上で『炎+魔力』の運用ができるシステムを構築(つくっ)てるんです>

「そこまでは分かったけど・・・・『俺向き』って所は?」

<ぶっちゃけマスターって魔力の扱いヘタクソですよね?>

「うぐっ!?」

いきなりのアルの指摘に声を詰まらせる太陽。

太陽がこの世界に来て数日、ユーノのレクチャーの下・・修練した結果は・・・・

念話・・・・始めてから3日丸々掛けてでごく短距離のみ使用可(但し短時間)。

並列思考(マルチタクス)・・・・いまだ習得の兆し見えず。

比較対象 高町なのは
 共に魔法獲得の翌日中には完全習得・・以降更なる技術を学習中
なお、念話に関してはユーノに出会った直後、見様見真似で習得(2秒)
そのあと、念話は魔導師の基礎の基礎で魔力(リンカーコア)があれば小さな子供でも習得できるレベルだと知り太陽は少しへコんだ。


<でも、炎の扱いはお手の物でしょ?>

「・・・そりゃあ・・」

<私が提示したシステムなら魔力に炎を合わせる事で『赤い炎の特性を持つ魔力』としての運用が可能ですからマスターでもちゃんと扱えるようになりますよ・・・たぶん・・>

「ほんとか!」

<はい、しかもパワーも上がって更にお得です!・・・・ってわけなんで後3・4日ほど待ってくださいねー・・・あ、後私それに掛かりきりなんで皆さんの説得もお願
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