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魔法少女リリカルなのはGK《ガイキング》 〜炎の魔竜伝説〜
第6話 決意(前編)-それはある日の夕暮れに・・なの!-
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太陽がこの世界に来てから数日が過ぎ、その間になのははジュエルシードの一つを封印し最初のモノと合わせて合計5つ・・・ばら撒かれた21のジュエルシードの1/4を集めたことになる。
そして、太陽も動けない期間をユーノのレクチャーの下、念話や同時に複数の思考を可能にする|
並列思考
(
マルチタクス
)
などの魔導師の基礎の修得に費やしていた。
もっとも、太陽が完全に動けなかったのは1日だけで次の日の昼頃には若干の痛みがあるものの日常の動きに特に支障が無い為、高町夫妻の経営する喫茶店『翠屋』の手伝いとして夕方はウェイターなどをしていた。
ちなみに、人見知りしない太陽の明るい性格と『喋るペンダント』アルとのやり取りが漫才みたいだと好評で2日と経たない内に名物ウェイターとして売り上げに貢献していたという事は本人達は気づいていなかった。
そんなこんなでさらに数日が過ぎ・・日曜日。
太陽は朝から翠屋の手伝い、なのはとユーノはなのはの友達と士郎が監督する地元サッカーチーム(翠屋JFC)の観戦にでかけていた。
さらに今日は毎晩行っていたジュエルシード探索を休みにして休養日にすることにしていた・・・その理由は・・・
「なのはちゃん楽しんでるかな?」
〈ん〜・お友達も一緒ですし・・・・っていうかそうじゃないと探査休みにした意味ないですしー〉
開店準備中の太陽の呟きにそう答えるアル。
「・・・・だな、なのはちゃんここ最近目に見えて疲れてたもんな〜・・」
なのはは魔法の才能に優れているがそれはあくまで魔法に関してであって、身体・精神面では年相応・・・運動が苦手な分若干低め・・・なので毎日いつ出るか分からないジェルシードに警戒しながら探査をするのは身体や精神的に負荷が大きかった。
鍛えている太陽や発掘作業などの経験で力の抜き方を知っているユーノとは違い、なのはは常に全力なのだから当然だ。
それを考慮してユーノと話し合って息抜きをさせようというのが探査休みの目的である。
太陽は店のテーブルを拭きながら、ふとある事を思い出した。
「そういえば・・・アル、お前の故障直ったのか?・・俺も戦えればあの子の負担減ると思うんだけど・・どうなんだ?」
<あ〜・・・それなんですけどね・・・もう少し時間掛けたいんですよ>
「?・・・また不具合が出たのか?」
<違いますよ、失敬ですねー・・・マスターの『炎』ですよ>
「・・・変質したってのは聞いてるけど・・・そんなに厄介なのか?」
少し不安になる太陽。
それをアルは否定する。
<いやそうじゃなくて、もったいないと思うんですよねー、この力・・〉
「?」
〈簡単に言うとこっちの方がマスター向きの力なんですよー〉
さらに首を傾げる太陽。
〈本来デ
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