暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアートオンライン 無邪気な暗殺者──Innocent Assassin──
ALO
〜妖精郷と魔法の歌劇〜
シルフ領:スイルベーン
[4/4]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
「リーファねーちゃん強いんだね。それに人から信用されてるみたいだし」
唐突に、のんびり笑いながらレンが言った。
それほどアクティブに活動しているわけではないリーファだが、スイルベーンで定期的に行われる武闘大会イベントで何度か優勝しているので顔はそこそこ通っているのだ。
あははと照れ隠しに笑いながらリーファは答える。
「ま、まーね。少しは腕が立つわよ」
そう言って力こぶを作るような動作をふざけてやって見せるが、それでも紅衣の少年は笑わない。
漆黒のマフラーに埋もれた口元は全く見えないが、それでもリーファは目の前を歩く少年が意味深な笑みを浮かべていることくらいには気付いた。
その真意はわからない。
その心の中はわからない。
だが、紅衣の少年はどこか優しげな笑みを浮かべていた。
その意味を、リーファが訊こうとした時───
「なぁリーファ〜。その店ってまだなのか?俺、腹減ってきちゃったよ」
隣のキリトが情けない声を出す。
「もう少しよ。って言うか、いくらおごるってったってあんまり高いの注文しないでよね」
情け容赦なくリーファがいったとき、前方に小ぢんまりとした酒屋兼宿屋が見えてきた。
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ