第二幕その五
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。私にも事情は大体察しがつく」
シモンは短刀を見下ろしながら言った。
「今度はあの連中が断頭台へ行くか。因果なものだな」
そう呟くとガブリエレへ顔を戻した。
「私が憎いか」
彼はガブリエレに問うた。
「ええ、勿論です」
ガブリエレは迷う事無く答えた。
「そうか。だろうな」
シモンは目を閉じて言った。
「では私は御前に復讐を遂げさせてやろう。アメーリア」
そう言うと娘を呼んだ。
「はい」
アメーリアは父の側に来た。
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