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魔法少女リリカルなのはGK《ガイキング》 〜炎の魔竜伝説〜
第5話 居候-今日から新しい家族なの!-
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太陽君ははじめてのひと(・・・・・・・)なんだから!」

「「ゴブゥッ!?」」

再び爆弾発言を投下し父兄は揃って茶を吹き出し、母姉は目を丸くした。
そんな家族の反応に「?」っと首を傾げるなのは。
当然、同い年の太陽とユーノも『おかしな事があったか?』と首を傾げている。

「・・げほっ・・な・・なのは!?・・は・・初めてって!?」

「・・ごほっ!?・・ど・・どういうこと・・げほッ・げほッ・・だ!?」

見るからにうろたえている親バカ(士朗)シスコン(恭也)
そんな二人を押し退け

「あれ、そうなの?それはよかったわね」

「うん!」

姉妹の会話は続く。
桃子と美由紀はなのはの発言が『はじめての男の子の友達』という意味なのにすぐに気がついたが、おかしなフィルターの掛かった士朗と恭也には通じないと判断しなにかする前に子供達を避難させようと動いた。

「なのは、太陽君をお風呂に案内してあげて、美由紀は上の物置部屋から恭也の昔の服をいくつか出してきてね」

「「はーい」」

桃子の指示を受け移動し始める姉妹。

「ま・・まて・・」

「ちょ・・ちょっと・・」

「士朗さんと恭也はここで私とお話ね?・・わかった?」

「いや待て、母さん!・・それどころじゃ・・」

「そ・・そうだよ、すぐ対策を・・」

慌てて何かしようとする二人は、

「O☆HA☆NA☆SI・・・ね?」

「「・・・・・はい・・」」

高町家の頂点により封殺された。

そして時間が過ぎ・・・深夜・・


「・・・・桃子が決めたんならもう俺達に反論はできない・・・」

「・・・・だが、家族として確かめないといけない・・・」

「「なのはに相応しいかどうか俺達が抹殺し(たしかめ)ようじゃないか!!」」


夜の闇の中密かに物騒な会話が交わされ・・・・そして、舞台は冒頭へ繋がる・・・


ーーーーーーーーーーーーーー

繰り返される攻防の中最初こそ物騒な雰囲気の恭也だったがその気配は既に霧散していた。
その理由は・・・

恭也 side

大したものだ・・・・この歳でこれほどの『武』を持っているとは・・・
この子の年齢でここまでの強者は本当にごく僅か・・・いや、皆無といっていい。

「フッ!」

「・・!?・・ッグ!」

また防がれた・・俺の小太刀の攻撃を少々無骨な手甲で受け流し、弾く。
言葉にすれば簡単だがそれを『簡単』にできない速度と軌道の攻撃をこの子は既に三度防いでいる。
自惚れている訳ではないが自分の力量は一般からすれば達人の域、『裏』に措いてもそれなりに名は通っている。
そんな自分と手を抜いているとはいえ此処まで打ち合える少年・・・
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