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魔法少女リリカルなのはGK《ガイキング》 〜炎の魔竜伝説〜
第5話 居候-今日から新しい家族なの!-
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る。

「・・・・太陽君・・だったね。君、おうちの人はどうしてるのかな?」

「・・あ〜・・・え〜と・・・」

士朗がそう太陽に問うが、太陽もどう答えるべきか決めあぐねていた。
正直、話せないことが多すぎるのだ。

○なのはは家族に心配させたくないし、ユーノとしても色々と問題があるので魔法の事は話せない。

○だが、『異世界から来ました』と自分の事を話せばおそらく『そういう専門』の病院に連れて行かれる可能性がある。

○・・かと言って何も話さなければ警察、あるいは施設へご案内・・・・。

さらに言えば、太陽は基本的に嘘の類が苦手で良い言い訳も浮かばない。
八方塞の状況に困っている彼らに意外な所から救いの手が出てきた・・・それは、


<・・・・あー・・すいません>

「「「「「「「!?」」」」」」」

声の主に視線が集まる。
それは、太陽の首に掛かったペンダント・・・・

<マスターは、こういうのが苦手ですからねー、状況説明は私が行います>

アルだった。

----------------

<(さーて、ここからは私の腕の見せ所ですよー!!)>

「・・!?・・しゃ・・喋った!」

「なんだこれは!」

「あらあら・・」

「・・・ほう・・」

高町家の面々はいきなり喋りだしたペンダントに驚いており、

「「「・・・・・」」」

アルを知るなのは達は固まっていた。

<さて、では改めまして・・・私は主・石蕗 太陽の補佐をさせて貰っております・・アルと申します。高町家の方々、初めまして・・・以後お見知りおきを・・」

「あらあら、ご丁寧に・・こちらこそよろしくね・・アルちゃん?」

自己紹介を始めたアルに呑気に返事する桃子。

「いや、母さん!?・・挨拶の前に首飾りが喋ったことに疑問を持て!」

そんな恭也の当然のツッコミは、

「あら?・・でも、『ア〇モ』みたいにロボットが踊る時代なんだから・・・これくらいは・・・ねえ?」

という桃子の意見で一蹴され、

「・・だが・・・」

それでも拭えない不安を、

<いやいや、お兄さん。・・意見するならこちらの話を聞いてからでもいいじゃないですかー。・・あんまり細かいことばっかり言ってると禿げますよ?>

アルがきっちりと封殺する。

「・・・・」

<では、説明始めまーす!>

恭也が何も言えなくなったところでアルは説明を開始した。

_____________

太陽side

とりあえず、結果だけいえば俺は暫くの間高町家に置いてもらえることになった・・・・ただ・・・。

「・・・グスッ・・大丈夫よ太陽君。私達が力になるわ!・・・寂しかったら『お母さ
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