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魔法少女リリカルなのはGK《ガイキング》 〜炎の魔竜伝説〜
第5話 居候-今日から新しい家族なの!-
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。
「おかえり・・・こんな夜遅く何処にお出かけだったんだ?」
「・・・あ〜・・え〜と・・・その・・」
咄嗟過ぎて言い訳を思いつかずしどろもどろになるなのは。
太陽もどうしようかと考えていると、別のところから救いの手が来た。
「あら?・・可愛い♪・・・もしかしてこのコがなのはの言ってたフェレット?」
美由紀が抱えていたユーノを覗き込む。
「え?・・う・・うん。そうだけど・・」
どういっていいのか思いつかないなのはを見て
「ん〜・・なんかこのコ元気ないね?・・そっか・・なのは、このコが心配で様子見に行ったんだ」
「・・・え・・っと・・うん、じつは・・」
ユーノと美由紀を交互に見ながら同意するなのは。
それを見た恭也は溜息をつきながら、
「・・・だからと言ってないしょで・・しかもこんな夜遅くまでというのはいただけない・・」
「・・・う・・ん・・」
恭也の言葉に俯くなのは、それを見た美由紀は
「まあまあ、いいじゃない!こうして無事戻ってきたんだし・・・それになのははいい子だからもうこんなことしないもんね?」
そう言ってウインクする美由紀。
「・・・あのね、お兄ちゃん・・・ないしょで出かけて・・心配かけて、ゴメンナサイ・・」
そう言って謝るなのはを見て
「・・・うん・・」
「はい!これで解決!・・・・・で?」
「え?」
きれいに締めた美由紀がなのはに尋ねる。
一瞬、理解できなかったなのはだが続く美由紀の言葉でそれを思い出す。
「この男の子・・・誰?・・友達?」
そこまで聞いてなのはは慌てて
「あ!・そうなの!・・あのね、太陽君をうちに泊まらせてあげて!」
「「は?」」
爆弾発言を投下した。
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高町家 リビング
ソファーに座るなのはと太陽。
その対面に座るなのはの両親。
高町士朗 なのはの父親で恭也と似た顔立ちで穏やかな目をした男性
高町桃子 なのはの母親で優しげな雰囲気を醸し出す女性
そしてその横に恭也と美由紀が座り自己紹介と事情説明が開始された。
なのはが夜出かけた理由と連れていたユーノについては割りとあっさりと済んだ。
なのはは少し注意を受け、ユーノは飼い主が見つかるまで高町家で預かることになった。
そして残る最大の問題は・・・・
「・・・というわけで、太陽君をうちに泊めてあげてほしいの!」
「・・いや、なにが『というわけ』なのかわからないんだが?」
そのままの流れで強引に押し切るつもりだったらしいなのはの目論見は崩れた。
これが、犬猫などの話なら通るかもしれないがさすがに人間の子供では無理があ
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