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魔法少女リリカルなのはGK《ガイキング》 〜炎の魔竜伝説〜
第5話 居候-今日から新しい家族なの!-
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人間離れした動きでしたからねー・・・むしろ、その程度で済んだ事に皆さん驚いてましたけど・・・・」
「・・・・その程度って・・メチャクチャ身体が痛いんだけど・・・・」
呻く太陽にアルは、
<訓練を受けてない人間がやった場合、良くて筋断裂・・・悪くて関節などの破壊・・・・ね?・・筋肉痛くらいなら『その程度』でしょ?>
それを聞い太陽は、
「そうだな・・・・」
ただ、冷や汗を流して呟くしか なかった。
<それにユーノさんにも感謝してくださいね。なけなしの魔力使って治癒魔法かけてくれたんですから・・・でなきゃ起き上がれもしなかったんですから>
「・・!?・・ユーノ・・・ゴメン・・・俺の所為で・・・」
魔力を回復させる為に療養していたユーノに力を使わせてしまったことを悔やみ表情を曇らせる太陽。
するとユーノは太陽の顔をのぞきこむと、
「えい!」
「ふが!?」
小さな両手で挟み込むように鼻を摘んだ。
驚く太陽にユーノは、
「そんな顔しないでよ。僕がそうしたいと思ったからやっただけなんだから」
「・・・でも・・」
「・・・・友達を助けたかったんだ・・・余計だった?」
「!?」
-『友達』助けたいってそんなにおかしなことか?-
自分がユーノに言った言葉・・・それを思い出し太陽は苦笑する。
「・・・・いいや・・・ユーノ、ありがとう・・」
「はは・・どういたしまして!」
そう笑いあう二人。
そこに、
<とりあえず話が済んだところで今後の
予定
(
プラン
)
ですけど・・>
そう言ってアルが話し始めた。
太陽の回復には最低でも2、3日掛かる為その間は無理しない範囲でなのはのみで回収を行い、アルはその期間を機能の復旧に費やし、終わり次第合流するという方針になった。
その後、ベッドにもたれ掛かったまま寝ていたなのはを起こし起きたなのはが太陽を見て大丈夫なのかと体をゆすりその結果太陽は激痛に悶える事になるのだがそれは割愛する。
何とか上半身を起き上がらせた太陽が部屋の窓から『ソレ』を見たのは偶然だった。
高町家の庭には小さな池といくつかの樹木がある。
そして、その中で一番大きな木の枝に蓑虫の
ような
(
・・・
)
モノがぶら下がっていた。
不思議に思い目を凝らすとソレは・・・・、
縄で簀巻きにされ逆吊りにされた・・士朗と恭也
さすがに驚いてなのはに伝えると、
「なんでもないよ?」
流れるような動きでカーテンを閉めそう言った。
そんなバカなと食い下がっても
「なんでもないよ?」
と、同じ返答。
さすがに絶句している太陽が何かを言う前に、
「な・ん・で・
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