機動戦士ガンダムSEED
0192話
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けられて呼び出される事は確実だろう。そうなるとまだ相手がこちらを敵視していないうちに行った方が無難だな。
「分かった。すぐか?」
「ああ。すぐに迎えの者を出させてもらう」
それだけ言うと、通信が切れる。
「アクセル……」
どこか心配そうなマリューへと苦笑を浮かべる。
「何、気にするな。それこそ報酬についての話がメインだろう。一応迎えに来る相手が軍人という事もあるし付いてきて貰えるか?」
「ええ、そうね。分かったわ」
頷いたマリューと共に、ブリッジを出てランチが発着できるアークエンジェルの左舷デッキへと向かう。
その途中のエレベータで、マリューがそっと俺の手を握ってくる。
「アクセル」
「ブリッジでも言ったように、問題は無いと思っていいだろう。数日程時間が掛かるかもしれないが……何、いざとなったら自力で脱出するさ」
「そう……ね。私達がアラスカまで無事に辿り着けたのは貴方のおかげですもの。……ありがとう」
そう言って、ゆっくりと顔を近づけてくるマリュー。エレベーターが止まるまではしっかりとその肉感的な身体を抱きしめて、唇を重ねていた。
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