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Dies irae~Apocalypsis serpens~(旧:影は黄金の腹心で水銀の親友)
第三十二話 紫電と灼熱
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でもヴァルキュリアでもなかったあの頃に、それがきっと私達のヴァルハラだから!」

「抜かせ、馬鹿者。貴様こそ―――私と未来永劫に、黄昏まで億万の戦場を駆ければいいのだ。今更後戻りなど有り得ん。貴様が来い!!」

「私は死人で出来た道なんか照らしたくない!!」

「戯言ばかりを―――」

「抜かしているのはあなただ!!」

この戦いにベアトリスの勝利などありえない。既に炎を放たれたそれをベアトリスでは抜け出せない。届くことなど無い奇跡でも起きない限り。だが、奇跡とは得てしてそういう時だったからこそ起こりうる。そして時は止まるのだ。

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