暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic4魔導円舞〜Reverse:The ToweR〜
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ら急降下。
「別に助けてもらわなくてもなんとかなったもんっ!」
「でも本当にありがとう、仮面ちゃん! けど・・・こっちも必死なんだよ!」
――フレイムブレット――
火炎弾の弾幕。少ない魔力でよくもまあこれだけのことが出来るものだ。おそらくデバイスの性能が良いんだろうな。だからと言って「こちらも必死なんだ!」後れを取るつもりはない。火炎弾を防御魔力で固めた両拳で弾き飛ばしながら、接近を試みる。
「ジュエルシードを回収して、その後はどうなるの? どうせ調査の果てに封印でしょう!」
弾幕を張るのを止めて私から離れようとするセレネとエオスに語りかける。
「ロストロギアの大半は危ない物なんだよ!」
「封印、安全に保管されるのは当たり前じゃん!」
2人を追いかけ始めると、エオスが言い、そしてセレネも言い放った。
――フローズンブレット――
「だけど私には必要なんだ! ジュエルシードで・・・1人の人間を助けるために!」
「「え・・・?」」
私はもう“界律の守護神テスタメント”から解放されたいんだ。独善的だと蔑まれてもかまわない。
「だから渡してもらうよ、あなた達の持っているジュエルシードを!!」
私の言葉に一瞬だが呆けた2人へと言い放つ。左手を頭上に掲げ、人間の頭部大の魔力球を1基作り出す。
「力づくでも、だ」
――
来たりて爆ぜよ天威轟雷
(
リクシスレール
)
――
掲げていた腕を振り降ろすと同時に魔力球、下級雷撃系攻性術式のリクシスレールを投げ捨てる。2人は回避を選んだが、行動に移るのが遅い。ゆっくり飛来してきたことで油断したな。パチンと指を鳴らす。それを合図としてリクシスレールが破裂すると幾つもの小型魔力弾となり、2人を包囲するかのように拡散する。
「「え・・・!?」」
さらに小型魔力弾数基が炸裂。全方位から魔力を含んだ雷撃効果の衝撃波がセレネとエオスを襲撃。銀色の閃光に包まれた2人の気配を探る。すると2人は閃光の真下から力なく落下し始めた。やり過ぎたか?と思えば、落下の最中でも繋いでいた手を私へ向け、
「「お返しだよッ!」」
≪Buster Rush.ver,SELENE≫
冷気の砲撃を放った。こうなれば力の差を徹底的に見せつけるしかないな。迫り来る砲撃を真正面に捉え、「恨まないでくれな」前面にミッド魔法陣を展開。
――
燃え焼け
(
コード
)
、
汝の火拳
(
セラティエル
)
――
そして放つのは火炎砲撃セラティエル。魔力にしても威力にしても上回っているセラティエルはバスターラッシュを相殺どころか完全に呑み込み、
「「きゃあああああああああ・・・!」」
セレネとエオスに直撃した。2人の悲鳴が爆発音で掻き消される。爆炎と
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