第9話
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
」
はい? ええっと、『ゴットハンドライダー』に『ビューティバニー』、それと『フリキュァ』ですか? 日本のアニメは数多くイギリスに入ってきていますけれど、それらは知りませんね。 というより、私はあまりアニメというものを見たことがないのですが……。
「え、ええ。 私は見たことがありませんので、少々戸惑っておりますわ……。 それにしても無駄な動きじゃございませんこと? 瞬時に展開をしないといけないものですわよね?」
「む〜ダメだなぁ。 セシリンは無駄の美学が分かっていないよ!! 一見無駄に見えるこの動きだけど、実は無駄なんだよ!? 明らかに隙だらけなのに、それでも攻撃されない素晴らしい時間なんだよ。 無駄なのに無駄じゃない動き。 これこそ無駄の美学だよ!!! それにこのエフェクト!!! 苦労したんだよぉ作るの……。 どの方向から見ても一定に同じサイズで見せる仕掛け……く〜遠近法とかそういった現代化学に真っ向勝負したかいがあったよ!!!!」
「そ、……そうなんですの?」
全くわかりませんわ……。 とりあえずすごいということは伝わりましたが、結局無駄ということですわよね?
それにしても強そうなISですわね。 風音さん自身もそれなりに操縦技術があるようですし、ココは先制で仕掛けるしかありませんわね……。
「流石だ!!! 流石風音だ!!! よく分かってるじゃないか!!!! うんうん。 今はやっぱり『フリキュァ』だよ!! 『フリキュァ』!!! どうですか山田先生!! これが最新!! これが最新の女の子の憧れですよ!!!」
「なるほど!!! これが『フリキュァ』なんですね!!!! ずっと気になってたんですがやっと見ることができましたよ!!!」
「ほほう!! 『フリキュァ』を見たことがないのですか!? ならば私がでいぶいでいを全てお貸ししましょう!!!」
「是非お願いします!!!」
おぉぅ……。 箒のキャラが変わってる……。 あ〜とりあえず落ち着け箒。 山田先生も先生でそんなに『フリキュァ』にがっつかんでも……。
千冬姉もそんなやれやれって顔してないで止めてくれよ……。
熱く語り合いだした箒と山田先生を放っておいて、試合を見る。
どうやら戦闘が始まるみたいだ。
「(行きますわ!! 喰らいなさい【スターライトmkV】!!)」
しょっぱなからセシリアが最大の攻撃力を誇るライフルをぶっぱなす。 だが、俺は知っている。 俺でもよけられたあの一撃程度なら風音には当たらない!!
「(ちょ、タンm……)」
(ズドォォォォォォォォ!!!!!!)
当たら……あれ? 当たった!? あれぇ?
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ