第9話
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越しにオルコットと対峙する風音を見る。 あ、ちなみにオルコットと風音はいつのまにやら仲良くなってた。 ホント、いつの間に仲良くなったのか不思議だ……。 俺にはずっと『極東の猿』と言った時の態度のままだったのに、風音とは滅茶苦茶仲良くなってた。 一緒に朝飯とか食ってたし、ホント友達作るスキルがハンパネェよな風音は。
ん? 御神はどうしたのかって? なんかキモい顔して心ここにあらずな感じなんで放っておいた。 しばらくすれば戻ってくるだろう。
オルコットにすごいと宣言した風音。 いったいどっちのISを使うつもりだ?
バッ! っと風音が右手を左上に高く掲げる。 左手は腰辺りに。 おい、まさか……。
「あいえす〜。 展開!! とぅ」
高く掲げた右手を左から右に動かし、丁度反対側にきたところで溜めていた左手を一気に右上に突き出す。
右手はその瞬間に腰あたりに一気に引き下げた。 掛け声も手の動きに合わせて行う。 一度両方の腕を腰まで引き戻し、両手を上に突き上げてジャンプ!!!! 人間離れしたジャンプ力を披露する風音。 しかし、今重要なのはそこじゃない!!!
「「ゴットハンドライダー!!?(仮○ライダー!!?)」」
ん? 御神がなんかおかしなことを言ったぞ?
「おい、御神。 なんだ仮○ライダーって」
「い、い、いや……。 ははッ、ゴットハンドライダーだよな、ははッ」
当たり前じゃねーか。 あれは男の子達の憧れ、ゴットハンドライダー壱号の変身ポーズじゃないか!!! 風音!! すごいすごいとは思っていたが、まさかIS展開にそのポーズを持ってくるとは!!!
空中でくるくると回りだす風音。 ん? ゴットハンドライダーならここで変身が完了するはずだけど……。
ビリビリ!!!!
うわ!! 回る風音の服が破れていったぞ!!! 見え……無い……だと!!! あれだけ豪快に破れて全裸になっているはずなのに、肝心の場所は見えない!!! なんたることか!!!
それにしてもあの服の破れ方は……。
「「「ビューティバニー!!(キューティ○ニー!!)」」」
俺と山田先生の声がかぶった。 それにしてもキューティ○ニー?
「おい、御神。 さっきから微妙に似た変な名前ばっかりつぶやいてんな、いったい何なんだよ」
「いや、俺は知らないぞ……。 ……こっちの世界産のアニメかよ。 動きとか似すぎだろ!!」
こっちの世界産? わけのわからんことをいうやつだとは思ったがここまでとはな……。
そういえばもう一人反応した人がいたな。
「山田先生。 ビューティバニーご存知なんですか?」
「知ってます知ってますッ!!! 女の子の憧れでしたから!!!」
箒の問いかけにクイ気
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